11月15日、セルゲイ・プロコフィエフの『木の本』がロシアで発売されました。
あわせて同日から12月21日までモスクワの国立プーシキン博物館にて展覧会が開催されます。
『木の本』はプロコフィエフが特注した木製の表紙つきのサイン帳。彼が出会った著名人48人のサインと「太陽についてどう思うか?」との質問に対するコメントが寄せられているそうです。彼の死後、長らくアーカイブに保存されていた実物が、このたび最新技術によって忠実に再現され、発売されたというわけです。展覧会開催中にロシアに行く方は、ぜひプーシキン博物館に足を運んでみてください!
ちなみに1916年3月2日付のプロコフィエフの日記に
『木の本』の構想が克明に記されています。
プロコフィエフは小説を書いただけでなく、
本作りや編集作業にも興味をもっていたんですね。
プロコフィエフの人間的な側面が浮き彫りになって面白いです!(芸者遊びって。。。)それから作曲だけでなく文章での創作もされたのですね。彼が今の時代に生きていたらどんな仕事をしただろう。。。とちょっと想像してしまいます。
ほんとに芸者遊びって…!お金がないないと言ってるわりには結構遊んでるんですよね(笑)。音楽評論家の大田黒元雄氏の日記をあわせて読むと、プロコフィエフのより人間くさい部分が見えてきます。機会がありましたらご紹介しますね!