プロコフィエフの日本滞在日記

1918年、ロシアの若き天才作曲家が、大正期のニッポンで過ごした日々

『木の本』続報

2009-11-18 | おしらせ
          
11月15日、セルゲイ・プロコフィエフの『木の本』がロシアで発売されました。
あわせて同日から12月21日までモスクワの国立プーシキン博物館にて展覧会が開催されます。

『木の本』はプロコフィエフが特注した木製の表紙つきのサイン帳。彼が出会った著名人48人のサインと「太陽についてどう思うか?」との質問に対するコメントが寄せられているそうです。彼の死後、長らくアーカイブに保存されていた実物が、このたび最新技術によって忠実に再現され、発売されたというわけです。展覧会開催中にロシアに行く方は、ぜひプーシキン博物館に足を運んでみてください!

ちなみに1916年3月2日付のプロコフィエフの日記に
『木の本』の構想が克明に記されています。
プロコフィエフは小説を書いただけでなく、
本作りや編集作業にも興味をもっていたんですね。
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« プロコフィエフの『木の本』 | トップ | プロコフィエフ交響曲全曲演... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (ナッツ)
2009-11-21 00:37:14
検索からこちらにたどり着きました。私は高校時代から20年来のプロコファンです!当時はプロコフィエフについて知りたいと思ったら図書館に行くしかなかったのに、今、こうしてプロコフィエフのブログ?を日本語で読めるとは感激です。訳者さま、本当にありがとうございます。
プロコフィエフの人間的な側面が浮き彫りになって面白いです!(芸者遊びって。。。)それから作曲だけでなく文章での創作もされたのですね。彼が今の時代に生きていたらどんな仕事をしただろう。。。とちょっと想像してしまいます。
返信する
コメントありがとうございます! (訳者)
2009-11-21 12:30:59
ナッツさま、ご来訪ありがとうございます。
ほんとに芸者遊びって…!お金がないないと言ってるわりには結構遊んでるんですよね(笑)。音楽評論家の大田黒元雄氏の日記をあわせて読むと、プロコフィエフのより人間くさい部分が見えてきます。機会がありましたらご紹介しますね!
返信する
ご返信ありがとうございます。 (ナッツ)
2009-11-21 21:03:51
訳者さま、ご返信ありがとうございます。大田黒元雄氏の日記も面白そうですね。気長にお待ちしております
返信する

コメントを投稿

おしらせ」カテゴリの最新記事