◎3・11…復興から福光へ◎
今日は、私の誕生日
もう孫が居てもいい年ですが…気持ちは36才
あの日…
「この日が誕生日だなんて…かわいそう…」などと、言われることがしばしば…
私は…
「また生れた日だよ」
そう答えます。
当時は、体も心も縮こまり動けなかった…何も考えられなかった。
無力な自分が嫌で腹が立った…怖くて映像は見なくなった。
そんな時、新聞紙面から飛び込んできた
「奇跡の一本松」
心も体も揺さぶられた思いがした。
ふと、頭をかすめたのが…
「八郎」
何故?不思議だったけど、どうしても読みたかった。
本棚から探し、何度も声に出して読んだ…
泣きながら何度も声に出し読んだ…。
それから動き出した雲母…
道ですれ違った人と挨拶をかわすようになり、近所の方に声をかけ思いを聞いたり、
3・11に出来たばかりの人形「ひまわり」や「八郎」を軸に
声のかかる所にでむいた。
元に戻るんじゃなく、新しい自分に生まれ変わった。
人の暖かさ・強さを体で感じ、自分の行くべき道が見えた日。
だから、前を向いて進む日になった。
3・11
まだまだ、やっと4年…10年先まで、その後も続ける!!
みんなが笑顔に!みんなが前に進めるまで!
福光
(新聞で見つけた言葉)