TAMAの日記

娘の帰省を9月以降に延期してもらった

私が勤める施設は、利用者さん職員全てに2回目のワクチン接種が終わっています。
まだワクチン接種が出来ない方がたくさん居られる中で、本当に有難い事だと感謝しています。
しかし、ワクチン接種が終わったと言っても、新しいデルタ株が猛威を振るう中、そして滋賀県で蔓延防止法が適用された中、現在施設で行っている感染症対策を緩める状況にはないと、今日も上から話がありました。

誰かが感染すれば、たちまちクラスターになりやすい職場ですので、仕方がないと思っています。
ただ、利用者さんにも相当な負担をかけることになります。

「ウイルスの流入を防ぐ→外部との接触を遮断する→家人と直接対面して会う事が出来ない」

もう長い間、施設は家人の面会をお断りしています。
なかなか今の状況を理解出来ない利用者さんも居られますし、寂しさのあまり体調を崩す方や認知症が進行したと思われるケースも出ています。
そこで、リモート方式で画面越しに家人と話が出来る仕組みが出来ました。
始めは戸惑っていた利用者さんも、次第に楽しみにされるようになってきました。
しかし今日、ある利用者さんが画面越しの面会を終えて帰って来られた後、涙を拭いながらずっと外を見ておられました。

やっぱり直接会って話がしたいだろうなと思います。

感染を防ぐ為に利用者さんが我慢されているのですから、私達も我慢するところは我慢せなアカン!

その時、ふと 娘が帰省する話を思い出しました。

娘は某流通企業に就職し今は単身、兵庫県内の店で働いています。
忙しいお盆期間が過ぎたら滋賀に帰省するとLINEがあり、会うのを楽しみにしていたのですが、車を持っていないので公共交通機関を乗り継ぎ、4府県を跨いで帰ることになります。今の状況を考えれば、8月中の帰省は感染リスクが高すぎます。
娘の健康はもちろんの事、家には年老いた両親も居ますし、仮にも私が媒介者として利用者さんに感染させるようなことは、何としても避けなければなりません。

残念ですが、今回は帰省を延期してもらうことにしました。

私は仕事が終わってすぐに、娘へLINE電話をかけました。
娘は事情をわかってくれて、自身のワクチン接種が終わる予定の、9月半ば以降に帰省は延期になりました。

最後に娘は一言

「お父さんがLINE電話なんて珍しいから、てっきりお爺さんが死んだんか思ったわァwww」

爺さん、大好きな孫娘に勝手に殺されてるで・・・


8月7日花の日ということで
モネの池の蓮の花





















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