鉄分濃厚ですが、しばらくお付き合いを。
まだ暗い朝の5時45分、銚子電気鉄道に乗る為、ホテルを出る。
当初はホテルで朝食を摂り、チェックアウトしてから銚子電鉄に乗る計画だったが、先の記事の通り、犬吠埼灯台で日の出を見ることにしたので、目的を達成したら一旦ホテルへ戻る。
ホテルから、凍結した道を慎重に歩いても、15分程で銚子駅の一駅先 仲ノ町駅に着いた。
電車は銚子駅から出るのだが、仲ノ町駅から銚子駅まで歩く予定があるので、事前に道順を確認しておきたかった。
既に始発電車が出ており、事務所に灯りはついているが、駅員の居る気配がない。
しょうがないので、薄暗いホームに出て駅構内を眺めていると、どこからともなく駅員が現れた。
ヨドバシ梅田で見た「電車を止めるな」みたいに、現実の銚子電鉄も、なんか「ホラー」ぽい感じだな。
窓口で1日乗車券を購入。
え⁉️
ヨドバシ梅田のイベントでもらった一日乗車券は❓
ハイ 家に置き忘れ・・
だいたい、いつも何か一つは忘れて旅に出るのだが、よりによってね。
「もう一枚買ってやれよ❗️」
天の思し召しだな(笑)
まぁ、青春18きっぷじゃないだけ👌
ほどなく、ゆっくりと車体を大きく揺りながら、銚子駅発の電車が到着。
乗客0
車内はレトロチックに改装され、調べると「大正ロマン電車」というらしい。
なんでも、米津玄師さんのMVにも登場しているそう。
各駅にはそれぞれ、スポンサーやフレーズが付いている。
途中、観音駅で2名乗車して乗客3名になったが、海鹿島駅で1人下車。
時速40キロ程で15分程走って
映画で笑いのネタにされていた、君ヶ浜駅に到着。
キャベツ畑の間を5分程歩き
林を抜けると
君ヶ浜しおさい公園に出た。
日の出時間は過ぎていたが、沖合に雲があって、まだ太陽は顔を出していなかった。
報道によると、元旦は多くの人で賑わったようだが、さすがに7日ともなると、人は数えるほど。
新型コロナが早く治まるよう、手を合わす。
犬吠埼灯台 カッコいいね👍
ウルトラセブンで、フルハシ隊員が乗ったウルトラホーク3号を操る光線が発射される灯台を思い出した。
調べたら、あれは伊良湖岬の灯台がモデルだそうで、ここは一切関係なかった・・
写真では分からないが、確かに地球が丸いことは実感出来た。
電車の時間が迫っているので、ここから10分程歩いて
銚子電鉄 犬吠駅に到着。
結構 犬吠埼灯台から近いので、これなら銚子電鉄もアクセスに使えそうだが、有名観光地の割に歩道と道案内の標識が貧弱すぎなのが残念。
朝が早いので売店は開いておらず、一日乗車券の特典は使えそうもない。この時間は駅員もいない。
今でこそ、銚子電鉄=濡れ煎餅だが、私は銚子電鉄の副業といえば、今でも「たい焼き」のイメージが強い。
バスも走っているのか・・
あらためて時刻表を見ると、経営が苦しいなか、そこそこ本数あるし、頑張ってるよね。
ホームに出てみる。
銚子はキャベツ栽培が盛んのようだ。
犬吠駅から一駅先 終点の外川駅に向かう。
外川駅で、10名程の通勤通学客を乗せて、電車は折り返して銚子駅に向かう。
途中の笠上黒生駅で列車の待ち合わせ、タブレット交換が行われる。
写真に撮りたかったが、通学客が大勢乗車して、機会を逸した。
うちの近江鉄道も含め、どこのローカル線も通学客でもってるようなものだ。
仲ノ町駅で、お湯の入ったモップのバケツが積まれ
電車は銚子駅に到着。
通学生は、JRに乗り換える学生も居たが、ほとんど銚子駅の改札から外へ出で行った。
私もホテルに戻り
オーダーストップギリギリに朝食会場へ駆け込んだ。
つづく