続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「嗤う分身」(2013英/エスパース・サロウ)

“ドストエフスキーの初期作『分身』をジェシー・アイゼンバーグ、ミア・ワシコウスカを迎えて映画化。ある日、自分と顔、格好、声、ファッションまでもがまったく同じながら、《性格》だけが真逆の男が目の前に現れた冴えない主人公が、想像を絶する恐怖を味わう様をスリリングに描く。英国映画界の新鋭リチャード・アイオアディが監督を務める”

設定的にはジェイク・ギレンホールの「複製された男」と被るのかなとも思ったけど、そうでもなかったというか、終わってみれば、よくわからないながらも、コメディともいえる面白さや親近感を覚えたのは「上を向いて歩こう」や「ブルー・シャトー」などの昭和歌謡が挿入されていたからかも。

時代もわからない独特なアナログ的空間もいんしょうてきだった。
同じ原作をベルナルド・ベルトリッチが、自身発となるフルカラー作品「ベルトリッチの分身」として1968年に映画化しているそうで、こちらも観てみたい。


ストーリー
気は優しいが要領が悪くて内気なサイモンは、コピー係のハナに密かに恋をしていた。そんなある日、見た目がそっくりなジェームズと名乗る男が現れる。職場では誰も彼の存在に驚くことはなく、性格は真逆の彼の出現によってサイモンは、どんどん追いつめられていく。


原題 THE DOUBLE

93分

監督
リチャード・アイオアディ

出演
ジェシー・アイゼンバ-グ
ミア・ワシコウスカ
ウォーレス・ショーン
ノア・テイラー
ヤスミン・ペイジ
キャシー・モリアーティ
ジェームズ・フォックス

キネカ大森1 17:30~観客60人程/134席




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