続・とりあえずの映画鑑賞メモ

マン・オン・ワイヤー(2008英/エスパース・サロウ)

“NYツインタワーを綱渡りで歩く――2008年度のアカデミー賞で最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞した珠玉のドキュメンタリー”

《当時NYの象徴的存在だったツインタワーに張られた綱を渡るというパフォーマンスをフィリップ・プティが実行に移すまでの軌跡を、関係者へのインタビューや再現映像などで綴る》
今日はお楽しみの水曜日ですが例によって片付け仕事もたくさんあって出るのが遅くなってしまったのでとりあえず新宿に向かいました

これは1974年の実行当時「世紀の芸術犯罪」として大々的に報じられた“世紀の綱渡り”についての映画ですが、有り得ない高さでの綱渡りにお尻のあたりがモゾモゾしてしながらも、空を舞い、風と対話してるかのような美しい光景に鳥肌が立ちました。

このドキュメンタリーが作られたということは、綱渡りが成功したということで心配ないんだからと何度も自分に言い聞かせたりして…今でも思い出しただけでゾワゾワし、気の抜けたサスペンスドラマよりハラハラしますよ

ワールドトレードセンター(ツインタワー)といえば、2001年の悪夢を誰もが思うところですが、フィリップ・プティが夢を持って立ち向かったツインタワーに対する畏敬の念を込め、あえて劇中でそれには触れなかったことを評価する声も高かったのだとか…。

プティの仲間たちが撮りためていた1970年代の16mm映像なども織り交ぜられていて当時の空気感や街の様子なども見られたのも収穫でした

原題:Man on Wire
テアトルタイムズスクエア16:50~観客6割程/340席
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