これは!
“観客をあっと言わせる激烈な表現やショッキングな展開で観客に衝撃を与えてきたパク監督は本作ではあえて強烈な展開や描写を選ばず、観る者の心を静かに侵食していくような展開を積み重ねて物語をつむぎ出していく”とパンフにあったけど、いやいや、十分にショッキングな映像満載で、パク監督の変態というか偏愛ぶりが伝わってきてゾワゾワ。
パク・チャヌク監督といえば「オールド・ボーイ」の面白さがよくわからなかったけど「お嬢さん」の方はエロエロ描写でいお腹いっぱいだったので、変な期待をしていたけど、思っていたよりコメディタッチのところもあって面白かった、と言いたいところだけど、途端不覚にも途中で意識がなくなってしまったのは残念(^^;
刑事役のパク・ヘイルと容疑者役のタン・ウェイがと絶世の美男美女じゃないところがかえって色気が感じられてよかった、もう一度ちゃんと観たいかも、17日公開のパク・ヘイル主演の「ハンサン 龍の出現」も楽しみ。
☆あらすじ☆
男性が山頂から転落死する事件が発生。事故ではなく殺人の可能性が高いと考える刑事ヘジュンは、被害者の妻であるミステリアスな女性ソレを疑うが、彼女にはアリバイがあった。取り調べを進めるうちに、いつしかヘジュンはソレにひかれ、ソレもまたヘジュンに特別な感情を抱くように。やがて捜査の糸口が見つかり、事件は解決したかに見えたが……。
※映画.comより
キャスト
パク・ヘイル
タン・ウェイ
イ・ジョンヒョン
コ・ギョンピョ
パク・ヨンウ
キム・シニョン
監督
パク・チャヌク
原題 Decision to Leave
138分
G
T・ジョイPRINCE品川2 18:30〜観客25人程/190席