北半球で見え出すスワン新彗星(C/2020 F8)初観察場所を下見してきました。
5月6日曇り時々小雨。スワン新彗星が北半球で5/7夜明け前から観察できそうですので、自宅近くで東天の地平線付近が見える場所を探すことにしました。
場所は離れた畑のある私が名付けた「カノープスの見える丘」付近です。
方向磁石を持参して東西南北を調べました。離れた畑に付いている道が丁度南北方向に走っていました。道の筋で東西南北を知ることができることが判りました。
この地点でカノープスを観察していますから、東天でカノープスの地平高度の高さが見渡せる場所を歩いて探しました。
観察候補地が見つかりました。ほぼ真東で地平高度1度ぐらいから見渡せる場所がありました。
5/7・8の夜明け前は天気予報で晴れです。夜明け薄明前に早起きして観察候補地へ行って初観察・初撮影に挑戦しようと思います。
撮影は南半球で撮影されたスワン新彗星(光度約4等)の写真からみて、135㎜望遠か35㎜広角の固定撮影で薄明中の彗星核とコマが写ると思います。イオンの尾は何とも言えませんが。
ひょっとしてイオンの尾が先に地平線から昇ってくるのが観察・撮影できるかもしれません。(44年前のウエスト大彗星はダストの尾が先に昇ってくるのを観察しました)
観察・撮影できたらブログで報告する予定です。
天文情報によりますと、日本での観測は光度約6等です。予報よりも約2等暗いです。望遠鏡を使って撮影しなければ写らないかもしれません。(5/10追記)