新年に光害の自宅近郊で固定撮影した最盛期の紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)を載せました。
1月1日晴れ。2025(令和7)年が明けました。
新年に当たり昨年最大の天体ショーでありました23A3彗星が光害の空で写った写真(未公開のもの)を載せることにしました。
昨年10/13に光害の空でも尾を引く彗星らしく雄姿が写ったことに価値があります。(肉眼で3等星までの星しか観えない空です)
双眼鏡(8×56mm)で約3度の尾が観えました。写真には4.6度の尾が写りました。この日、他の人の写真には暗い山で10度以上の尾が写っています。
都市部で4.6度の尾が写ることは凄いことです。ヘール・ボップ彗星以来の非常に稀有なことです。人生でそう何度もありません。
初めて肉眼で尾を引く彗星を観た人もいることでしょう。
自宅近郊でこの天体ショーに遭遇できたことは、都市部で彗星を観た証人であります。
翌日(10/14)には愛知県茶臼山へ遠征して尾の長さ10度以上の23A3彗星を肉眼で観て撮影することになります。
元日にソフト現像処理して写真にしました。
23A3彗星最盛期の未公開写真3コマ(反転写真含む)を添付します。
(1/2写真③追加しました)
今年も明るい彗星が現れることを期待したいです。
①最盛期、自宅近郊の紫金山・アトラス彗星
2024年10月13日18時12分06秒~09秒
露出0.4秒×7コマ 135㎜ F2(絞り2.8)
固定撮影 トリミング ISO1600 自宅近郊
気温21℃ ※日の入り52分後
②紫金山・アトラス彗星の反転写真
データは①と同じ
③最盛期、低空の紫金山・アトラス彗星
2024年10月13日18時14分05秒~07秒
露出0.3秒×7コマ 135㎜ F2(絞り2.8)
固定撮影 トリミング ISO1600 自宅近郊
※日の入り54分後