今年も木星の観察・撮影季節になり、木星の大赤斑を観察・撮影できる日時を調べました。
7月21日晴れ。今年も20cmドブソニアン望遠鏡とASI290MCカメラを使って木星を撮影する予定です。その時、大赤斑も一緒に写したいと思います。
そこで、昨年も計算しましたように大赤斑が観える日時を木星の自転周期から計算することにしました。
ステラナビゲータ11ソフトを使って木星の大赤斑が中央近くに観察できる日時を調べました。その結果、最短で7/24の22時半頃と判りました。
7/24以降、大体同じ時間帯に観察・撮影できる日を計算しました。
計算の仕方は次の通りです。
木星の自転周期は9.92時間です。1日で2.42回転します。
7/24の22時半以降の大体整数倍になる日を探します。
1日後2.42回転、2日後4.84回転、3日後7.26回転、4日後9.68回転、5日後12.1回転、6日後14.52回転、7日後16.94回転、8日後19.36回転です。
この中から大体整数倍になる日は5日後、7日後です。月日は7/29、7/31です。
次の月日は8/3、8/5です。22時半前後に晴れていれば、地平高度20度より高い位置で大赤斑が観察・撮影できます。(長期予報は誤差大になります)
尚、ステラナビゲータ11ソフトのシミュレーションによりますと、次の月日の22時半前後に大赤斑が観察・撮影できます。
8/8、10、15、17、20、22、24、29です。(これは参考です)
--- 追加 ---
9月の木星の大赤斑が観察・撮影できる月日も調べました。(観察時刻は20時から22時頃)
次の通りです。(ステラナビゲータ11ソフトでシミュレーション)
9/1、3、5、8、10、13、15、18、20、22、25、27、30
(8/29追記)