20cmドブソニアン望遠鏡とASI290MC動画カメラでシリウス伴星がハッキリ撮影できました。
2月13日曇りのち夜晴れ。夜になって晴れました。シリウスが南南東でまばたきも少なくきれいに見えましたので、シリウス伴星の観察・撮影に挑戦しました。
2月にしてはシーイングも良さそうです。夕方のウォーキングは取りやめて観察・撮影に専念します。
望遠鏡を庭へ出してシリウスを×200倍で観察しました。
伴星がハッキリ観察できました。「これは撮影チャンス」と判断して動画カメラで撮影することにしました。
パソコンモニターで伴星が映って見えるかどうかチェックしました。GAIN300の露出16msぐらいから伴星が映って見えました。露出を30ms、50msにしますと、伴星が更にハッキリ映りました。
露出を何通りか変更して動画撮影を繰り返しました。
一眼デジカメのコリメート撮影よりも伴星が小さくハッキリ写ったようです。
露出を変えて撮影した写真3コマを添付します。
どうぞご覧ください。
露出が長いと主星が大きく写り、伴星との間隔が狭くなります。
伴星は露出が長い方が明るくハッキリします。
尚、2/13夜、ソフト現像中の23時11分頃地震がありました。
NHKラジオを聴いていたら地震速報でした。東北地方で大地震(震度6強)です。我が家は約3分遅れで地震が来ました。我が家は震度2でした。大被害にならないことを祈ります。
①シリウス主星と伴星(露出12.8ms)
2021年2月13日19時39分~41分
露出12.8ms×250/500フレーム×6コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC
IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ9 トリミング自宅 気温11℃
※キャプチャエリア320×240
②シリウス主星と伴星(露出30.6ms)
2021年2月13日19時51分~52分
露出30.6ms×250/500フレーム×5コマ
他データは①と同じ
③シリウス主星と伴星(露出50.7ms)
2021年2月13日19時57分
露出50.7ms×250/500フレーム×2コマ
他データは①と同じ