地上の星(玉ねぎ)の苗を植えました。
12月10日、離れた畑へ両親と行って、玉ねぎの苗床から玉ねぎ苗を抜いてマルチング(樹脂カバー)してある所へ植えました。
玉ねぎは種まきして苗づくりからやっています。
ところが、今年は気候のせいか苗の育ちが遅くて12月まで植え替え(定植)を待ちました。玉ねぎは中生(なかて)品種です。
例年は11月中旬に定植しています。JA農業塾の先生の話では、今年の11月は気温が高いので、少し遅らせた方がとう立ち(ねぎ坊主)にならないとのことでした。
1日の平均気温8~10℃の時が玉ねぎ定植に最適だそうです。平均気温が高い時に定植しますと、苗が大きくなりすぎて、低温(15℃以下)が一定時間続くと花芽分化してとう立ちになるということです。(農業塾で勉強しました)
マルチングへ苗植えする孔づくりには、専業農家の時に使っていた孔明け治具(父が鍛冶屋で製作してもらったもの)を使用します。二人掛かりで治具をマルチングへ押し当てて孔明けします。1回で50孔明きますから、大変便利です。
孔明け後、玉ねぎ苗を1本ずつ孔へ植えて、苗が抜けないように指で土を押し当てます。
玉ねぎ定植後、撮影した写真3コマを添付します。
写真①のように苗を1本ずつ植えます。
写真②に良い苗と悪い苗を示します。
悪い苗を植えますと、とう立ち(ねぎ坊主)になる可能性大です。
自宅で食べるのであれば、植えても支障ありません。市場出荷には向きません。
①玉ねぎの定植 2019年12月13日撮影
②良い苗と悪い苗 12月10日撮影
良い苗:玉になる部分の太さが5~7mmで
まん丸くないもの
悪い苗:玉になる部分がまん丸い球のもの
③玉ねぎのマルチング孔明け治具