光害の自宅でε-130D望遠鏡とQBPフィルターを使ってM33を試写しました。
11月5日晴れ。彗星の尾がQBPフィルター効果でよく写ることが判りましたので、星雲・銀河も写り易いのではと思って試写することにしました。
試写対象は三角座M33銀河にしました。アンドロメダ銀河の近くにあります。
基準星をカシオペア座α星として導入しました。
試写してカメラモニターでチェックしましたが、あまりハッキリとはM33が判りません。
写っていることには間違いありませんので、連写撮影しました。
連写中は自宅内で待機・休憩です。タイマーリモートコントローラーを使いますと、撮影が楽です。
撮影終了して入浴後、ソフト現像処理しました。
今回はカラーバランス・ネビュラースムースや周辺減光処理も加えました。写真というよりもお絵描きしている感覚です。
試写した写真と山で撮影した写真(比較用)2コマを添付します。
試写した結果、光害の自宅でQBPフィルター使用でも銀河がまあまあ写ることが判りました。
撮影コマ数を更に増やせば、もっと滑らかな像になると思います。
しかし、暗い山で撮影した写真にはかないません。仕方ありません。
尚、T社製EM-1赤道儀の駆動用バッテリーは単一乾電池4個使用していますが、電圧5.1Vに降圧しても星を点像に駆動しています。(使用後、毎回テスターで測定しています)
取扱説明書では公称5.4V~12Vです。何ボルトまで正常に駆動できるか、このまま使ってみようと思います。
①QBPフィルター使用のM33
2021年11月5日21時04分28秒~27分12秒
露出25秒×51コマ ε-130D F3.3 QBPフィルター
トリミングISO3200 自宅 気温14℃ ※上が北
②フィルター無の暗い山のM33
2014年9月14日21時35分38秒~50分02秒
露出25秒×2コマ+30秒×3コマ+45秒×2コマ
ε-130D F3.3 フィルター無 トリミングISO3200
設楽町段戸山