春から夏に移り変わる気温上昇による望遠鏡のピント位置ずれ量を再確認しました。
5月29日快晴。夜は晴れから薄曇り。星空撮影しようとε-130D望遠鏡を庭へ出して撮影準備しましたが、薄雲がどんどん出てきて撮影をあきらめました。
明るい星、琴座ベガで一眼デジカメのピント合わせはできました。この時、ドロチューブ(接眼部)に取り付けてあるピント位置ずれ確認用ダイヤルゲージの針が前回(5/9)から0.05mmだけ斜鏡側へずれていました。
前回(5/9)のダイヤルゲージのゼロ点は変更していません。
5/29ピント合わせ時の気温は19℃です。前回(5/9)の気温は記録データから13℃でした。
これは気温が6℃上昇して、鏡筒系が0.05mm伸びてピント位置が斜鏡側へ前進したと解釈できます。
ピント位置が気温1℃上昇で0.05/6mm(0.008mm)前進することになります。
2020年10月にもε-130D望遠鏡のピント位置ずれ量を確認しています。
この時はピント位置が気温1℃下降で0.01mm後退する結果でした。
今回のピント位置ずれ量も気温差1℃で約0.01mmずれる結果でした。
結論:
私の所有するε-130D望遠鏡の気温差によるピント位置ずれ量は0.01mm/℃が固定値になると言えます。
これからも気温差によるピント位置ずれ量を知ってピント合わせしようと思います。
撮影した写真2コマを添付します。
①前回(5/9)のピント位置 ※ダイヤルゲージ1目盛:0.01㎜
②今回(5/29)のピント位置