今回(6/21)の部分日食はうまく観られませんでしたので、8年前(2012年)の金環日食と金星の太陽面通過を載せました。
6月22日曇り時々小雨。部分日食の日から1日過ぎました。次回東海地方で起きる部分日食は10年後の2030年6月1日です。
まだ先が長いですから、過去に撮影した日食の中から8年前の金環日食と同年の金星の太陽面通過を載せることにしました。
昨日(6/21)もこんなふうに観察・撮影したかったなあと思っていますが、自然相手のことですから仕方ありません。
金環日食の時は、早朝から自宅で撮影準備していましたが、あいにくの曇り空で望遠鏡のピント合わせができず金環(リング状)を撮影できませんでした。
しかし、金環の時間帯に雲が移動して薄雲を通して減光されているリング状の太陽をチラチラと観察できました。一生の思い出です。
※絶対に太陽を直視しないで下さい。眼を焼いて失明の危険があります。
日食専用グラスを用いて観察して下さい。
この金環日食のピント合わせできなかったことを教訓にして、日食の前日までに撮影リハーサルしてすぐ撮影態勢に入れるよう準備するようにしました。(今回も前日に望遠鏡のピント合わせしておきました)
過去に撮影した写真4コマを添付します。
写真②、③はピンホールカメラの原理から来ています。
漏れた光が部分日食の欠けた太陽像に映っています。
投影板は自作品です。太陽投影の時に使用しています。
①8年前の金環日食直後
2012年5月21日07時34分44秒
8cm屈折望遠鏡による投影法 自宅
②木漏れ日(ブロック塀に映った)
2012年5月21日08時13分46秒 自宅横
③オタマの影
2012年5月21日08時15分20秒 自宅横
④金星の太陽面通過
2012年6月6日09時11分22秒
8cm屈折望遠鏡による投影法 自宅
※太陽面の黒丸が金星。黒点も映っています。