2/11撮影したシリウス伴星の三体を載せました。(20cmドブソニアン望遠鏡使用)
2月14日曇りのち晴れ。2/11にシリウス伴星をたくさん動画撮影していましたので、いろいろとソフト現像処理してみました。
当日(2/11)に撮影した動画はシリウス伴星が全部写っていました。シーイング良好だったことが大きく影響しています。
RegiStax6ソフトでウェーブレット処理する前と後では写真は大きく異なります。
ウェーブレット処理前の写真は実際のパソコンモニターに映る映像に近いです。ウェーブレット処理を加えますとシリウス伴星が見違えるようにハッキリと浮き出てきます。
更にステライメージ9で画像処理を追加して写真仕上しますと、もっと見栄え良い写真になります。
まるで作画している感じになります。本当の姿は判りません。
言えることは、自分の眼で眼視観察して観えたシリウス伴星と撮影中にパソコンモニターに映って観えたシリウス伴星は本物であるということです。これは間違いありません。脳裏に焼き付いています。
今回、同じ撮影時間帯の写真を三体(3通り)制作しました。ウェーブレット処理前、通常処理、光芒強調処理の三つの写真です。
処理したシリウス伴星の三体を添付します。
写真の違いをご覧ください。
電視観望で観えるシリウス伴星は写真①に近いです。
長い露出にしていきますと、写真②のように点像に観えてきます。
×200倍の眼視観察で観えるシリウス伴星は光球でキラキラ輝いています。
①シリウス主星と伴星(ウェーブレット処理前)
2022年2月11日20時33分 露出23.2ms×250/500フレーム
20㎝ドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC
IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6スタック処理のみ トリミング自宅 気温6℃
※キャプチャエリア544×548
②シリウス主星と伴星(通常処理後)
2022年2月11日20時33分~34分
露出23.2ms×250/500フレーム×5コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC
IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ9 トリミング自宅 気温6℃
※キャプチャエリア544×548
③シリウス主星と伴星(光芒強調処理後)
データは②と同じ(ステライメージ強調処理)