20cmドブソニアン望遠鏡で撮影した今年(2021年)の土星はC環がよく写っています。
8月22日曇り。やはり今夏撮影した土星の写真はB環内側のC環がよく写っていることに気付きました。
昨年同じ機材で撮影した土星の写真ではC環があまり判りません。他の人のネット投稿の土星写真を見ても今夏の土星はC環がよく写っています。
今年の土星の環の向きは薄いC環に太陽光が当たって、反射光が地球からよく観えるためと考えられます。
昨年の土星はいろいろソフト現像処理してもC環が判りにくいです。今年の土星はすぐにC環が浮き出てきます。
今夏の土星の写真をC環がよく浮き出るようソフト現像処理し直しました。
土星の写真2コマ(昨年の比較用写真含む)添付します。
(写真①、②の拡大率は異なります)
どうぞ今年の土星のC環、ご覧下さい。
①今夏(2021年)の土星のC環
2021年8月10日23時22分~24分
露出13.4ms×500/1000フレーム×6コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ9(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温25.5℃ ※キャプチャエリア544×548
②昨年(2020年)の土星(モノクロ写真)
2020年8月13日21時29分
露出20ms×500/1000フレーム×6コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温30℃ ※キャプチャエリア544×548