45年前に山で撮影した夜明け前薄明中のウエスト大彗星(1975n)を載せました。
8月24日曇り一時小雨。8月ですが、長雨で2週間星空に恵まれません。
そこで、是非見て頂きたい20世紀の大彗星、夜明け前薄明中のウエスト彗星の写真を載せることにしました。
東天の低空からダストの長い尾が左側へ立ち昇っていました。薄明になっても尾は観えていました。
昨年(2020年)7月のネオワイズ彗星(C/2020 F3)のダストの尾は最長21度でした。これに対してウエスト大彗星は最長23.4度の尾でした。
当時の実際の空では、あたかも天頂付近まで尾が伸びているように見えました。本当にお化け彗星でした。
私はこのウエスト大彗星を観察・撮影したことにより、益々彗星に興味を持ち半世紀以上に亘って天文を趣味にすることになりました。天文は私のライフワークです。
45年前の薄明中のウエスト大彗星の写真を添付します。
どうぞ、ご覧下さい。
夜明け前、東天薄明中のウエスト大彗星
1976(昭和51)年3月5日05時10分15秒~
12分15秒 露出2分 minoltaSR-1s
55㎜ F1.7(開放)コダックハイスピードエクタークローム
自動ガイド 愛知県足助町(現、豊田市)
気温氷点下