年が明け、大犬座のシリウス伴星の観察・撮影チャンスの時季になりました。
1月15日晴れ。年明けから既に半月過ぎました。本日(1/15)は小正月だそうです。昨日「どんど焼き」の日を調べていて知りました。近所の神社のどんど焼きは既に終了していました。
季節は冬から春に向かっています。昨日夜は晴れていましたが、かすんだような星空でした。中国から黄砂が流れてきているようです。テレビの天気予報でも黄砂のことを言っていましたから。
これから3月までは、シリウス伴星の観察・撮影チャンスです。
今年もシリウス伴星の観察・撮影に挑戦しようと思っています。
伴星が一番ハッキリ観察できるのは3月前半頃です。私の観察・撮影経験からシーイングが一番良い頃になります。
1月、2月はシーイングがあまり良くなくて、シリウスが暴れまくっていることが多いです。
しかし、シーイングの良い時もありますから、何回か観察してみて撮影するかどうか判断した方が良いです。
シリウス伴星は現在の角距離約11秒であれば、8cm屈折望遠鏡で分離して観察できています。口径10cm以上の望遠鏡を持っていれば観察・撮影できると思います。
但し、シーイングの良い時です。シーイングの良くない時は口径20cmでも分離できません。
口径10cm以上の望遠鏡を持っている人は、一度シリウス伴星の観察・撮影に挑戦してほしいと思います。
今季、私は20cmドブソニアン望遠鏡とASI290MC動画カメラを使ってシリウス伴星を撮影してみようと思っています。(今までは一眼デジカメでコリメート撮影)
過去に撮影したシリウス伴星の写真を添付します。
シリウス伴星が点に写った写真です。
※初めての人はシリウス伴星の観察・撮影前にリゲル伴星を先に観察・撮影して
練習した方が良いです。リゲル伴星も口径8cm以上で分離できます。(1/17追記)
シリウス主星と伴星
2019年3月9日19時54分59秒~55分00秒 露出1/5秒×5コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 F6 アイピースNPL6㎜ 35㎜ F4.5 トリミングISO6400 自宅
気温9℃