今年の惑星シーズン前に昨年(2019年)の木星と土星を載せました。
6月18日夜も雨。惑星シーズン前に昨年20cmドブソニアン望遠鏡で撮影した木星と土星を載せることにしました。以前(4/20)にバローレンズ(×2倍)を使用した木星と土星を載せていますが、今回はバローレンズなしの木星と土星です。
バローレンズなしの方が拡大率は小さいですが、写真にした時の画像の鮮明度(しまり)が良いように見えます。
惑星の写真撮影はシーイングに大きく影響にされます。シーイング良好の時に撮影すれば、大体良い画像が得られます。シーイングが悪い時は撮影しても良い画像が得られません。ですから、惑星の地平高度が高い南中前後の頃(大気の影響が最も少ない時)に望遠鏡を覗いて木星や土星の像が安定している時を狙った方が良いです。
火星シーズン前の今夏、20cmドブソニアン望遠鏡とイメージカメラ(NEXIMAGE5)を使って木星と土星の撮影もやろうと思います。
昨年(2019年)に撮影した写真2コマを添付します。(バローレンズなしです)
①2019年の木星
2019年7月31日20時58分
露出1/83秒×総数1500/3000フレーム
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ NEXIMAGE5
GAIN18 動画撮影 RegiStax6+ステライメージ8
+フォトショップ処理 トリミング 縦横比修正 自宅 気温29℃
②2019年の土星
2019年7月31日21時09分
露出1/18秒×総数2500/5000フレーム
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ NEXIMAGE5
GAIN20 動画撮影 ステライメージ8動画処理
(画像復元処理有)+フォトショップ処理 トリミング
縦横比修正 自宅