今夏に20cmドブソニアン望遠鏡で観察・撮影してみたい重星(連星含む)を掲載しました。
6月18日曇りのち雨。梅雨の中休みが終わりまた雨です。本日(6/18)雨の降り出す前の午前、カメラ・望遠鏡・双眼鏡等へ乾燥剤を入れてカビ防止しました。機材の数が多いため、二日に分けて行いました。梅雨時の毎年恒例行事です。大切な機材を長く使うために面倒でも行っています。
星空になりませんので、午後、この夏に観察・撮影してみたい重星を調べました。故・山田卓先生の「ほしぞらの探訪」の本と自分が過去に撮影した写真データファイルを基に未観察・未撮影のものを選定しました。
もちろん20cmドブソニアン望遠鏡で観察・撮影できそうな星々です。観察できてもうまく撮影できるかどうか判りません。やってみなければ判りません。ここが重星の面白いところです。
今夏、私が観察・撮影してみたい重星を次に示します。
①りゅう座ε星 光度4.0-7.2等、角距離3.2秒
② 〃 μ星(連星) 5.6-5.7等、 1.9秒、公転周期482年(6/7観察済)
③うしかい座μ1・2 4.3-6.5等、 108.8秒(双眼鏡重星)
μ2(連星) 7.2-7.8等、 2.0秒、 260年
④へび座θ1・2 4.6-5.0等、 22.6秒
⑤さそり座ν(ニュー)星(ダブルダブル重星)
ν1-ν2 6.3-4.0等、 41.4秒
ν1 6.3-7.8等、 2.1秒
ν2 4.4-6.4等、 1.0秒(分離して観えるかどうか?)