光害の自宅で135mm望遠レンズで火星とZTF彗星(C/2022 E3)最接近を撮影しました。
2月11日夜、曇り時々晴れ。火星と22E3彗星の最接近日でしたので、撮影チャンスを狙いました。
夕方から曇ってしまい、あきらめかけました。
念のため庭へ出て空をチェックしますと、雲間から時々火星が見えました。
撮影できるかもしれないと思って、一眼デジカメと三脚で固定撮影の準備しました。(望遠鏡での撮影はあきらめました)
しばらく庭で空をチェックしていますと、雲間から火星が見えて撮影チャンス到来です。
雲が次から次へ逆の西方向へ流れて行きます。雲間から連写撮影しました。
露出も数通り変更して撮影しました。
カメラモニターでは彗星の存在は判りませんでした。後でソフト現像処理して彗星を抽出します。
夜中にソフト現像処理しました。
火星の左上に22E3彗星が写っていました。かすかに尾が上側に出ているのが判ります。
火星と22E3彗星の角距離を写真から測定しますと、角度で52分です。
次は2/15におうし座アルデバランに最接近します。天気が良ければ、撮影する予定です。
撮影した写真を添付します。
火星とZTF彗星(C/2022 E3)最接近
2023年2月11日21時45分36秒~57秒 露出2秒×10コマ 135㎜ F2(絞り3.5)
固定撮影 トリミング ISO6400 自宅 気温9℃