もう一度、光害の自宅でポン・ブルックス彗星(12P)を撮影しました。
3月15日、春かすみの快晴。透明度の良くない空です。月明かりの影響が大きくならないうちに、ε-130D望遠鏡で12P彗星を撮影することにしました。
空の暗くなるのが日に日に遅くなり、12P彗星もどんどん低空になってきました。
新しい平屋の家の屋根上にいるアンドロメダ座δ星をファインダーで捜して12P彗星を導入しました。
電線の少し上に彗星がいました。空は明るくてかすんでいます。
露出は2秒(感度ISO1600)も掛けられません。撮影条件は厳しいです。
連写撮影しました。
撮影前のカメラモニターでは彗星像は確認できません。試写してカメラモニターチェックしますと、彗星像が判る程度です。
光害の自宅では12P彗星を追跡撮影することは難しいです。
近日点通過前の4月になってから山へ撮影に行こうかと思います。
撮影した写真を添付します。
彗星の写りは先日(3/9)よりも良くないです。
尾はかすかに左上にあることが判ります。
光害の低空のポン・ブルックス彗星(12P)
2024年3月15日19時19分58秒~25分50秒
露出1.6秒×32コマ+1.3秒×21コマ+1秒×11コマ
ε-130D F3.3 LPR-Nフィルタ- トリミング ISO1600
自宅 気温14℃ ※上が北