光害の自宅でポン・ブルックス彗星(12P)を固定撮影しました。
3月14日夕方、薄曇りから急に晴れました。
急きょ、135mm望遠レンズを使ってアンドロメダ座δ(デルタ)星を目安にして12P彗星を撮影しました。(彗星位置は事前に調べてあります)
西北西の低空へ一眼デジカメを向けてカメラモニターでδ星を捜しました。試写しなくてもカメラモニターに映っていました。
12P彗星はカメラモニターでは確認できませんでした。
試写してカメラモニターをチェックしますと、電線の上にかすかに12P彗星が写っていました。(地平高度16度の位置でした)
連写撮影しました。
20cmドブソニアン望遠鏡でも眼視観察を試みましたが、アラインメント精度が良くなくて彗星を導入できませんでした。(ε-130D望遠鏡では容易に導入できます)
望遠レンズをファインダーや双眼鏡の代わりにするつもりでしたが、結果的に12P彗星を固定撮影できました。
撮影した写真を添付します。
12P彗星を光害の自宅で固定撮影できました。
尾も何となく右上がり(北方向)にあるように見えます。
ポン・ブルックス彗星(12P)
2024年3月14日19時19分44秒 露出0.4秒×5コマ 135㎜ F2(絞り3.5) 固定撮影
トリミング ISO1600 自宅 気温11℃