夕空北西のネオワイズ彗星(C/2020 F3)を撮影できました。
7月14日雨のち曇り。夕方一時晴れ間ができました。19時45分頃、妻が北西の空が晴れてきたことを教えてくれました。
夕空でも観えるようになったF3ネオワイズ彗星が撮影できるかもしれないと思い、急きょ、自宅近くの高台「カノープスの見える丘」へ車で撮影に行きました。
一眼デジカメをF3ネオワイズ彗星の予報位置方向へ向けて固定撮影しました。レンズは16-35㎜の広角ズームで35㎜です。
カメラモニターでチェックしても存在が判りませんでした。とりあえず撮影して後で自宅でソフト現像処理することにしました。
双眼鏡で捜しましたが、彗星を見つけることはできませんでした。
自宅へ帰って入浴を済ませてからソフト現像処理しました。
その結果、最初に撮影した写真に小さな彗星像が写っていました。間違いなくF3ネオワイズ彗星です。眼では観えませんでしたが、写真に写りました。
やっと光害の空でも撮影できました。尾の長さは角度で約0.5度です。7年前のパンスターズ彗星(C/2011 L4)の尾の長さ0.3度よりも少し長いです。
これから毎日彗星の地平高度が高くなりますので、もっと尾が長く写ると思います。暗い山へ行けば更に長い尾が写ることでしょう。後は天気次第です。
撮影した写真2コマを添付します。(拡大しますと、よく判ります)
翌日(7/15)、カメラモニターで撮影した写真を再チェックしました。
拡大していきますと、F3ネオワイズ彗星が写っているのが判りました。(7/15追記)
①夕空北西で捉えたネオワイズ彗星(C/2020 F3)
2020年7月14日20時18分42秒 露出1.3秒
35㎜ F2.8(絞り3.5) 固定撮影 トリミング ISO1600
愛知県大府市 気温22℃ ※彗星は写真中央
②ネオワイズ彗星(①の拡大率変更)
データは①と同じ(写真②、7/18追加)