自分の星空撮影場所にしているいつもの山でZTF彗星(C/2022 E3)撮影場所を下見してきました。
1月9日晴れ。地球へ接近中のZTF彗星(C/2022 E3)を撮影する場所を下見するため、妻と一緒にドライブを兼ねて山へ行きました。
昨年は一度も山へ遠征していません。レナード彗星以来1年ぶりです。
山道の路肩には残雪が解けずに残っています。交通量の多い車道は雪がありません。
途中、トイレ休憩と昼食(パン食)を道の駅で済ませました。
下見は主に撮影場所の変化の確認、降雪状態の確認と彗星が山で邪魔されないかの確認です。
明るい時間帯に下見しておかないと、周囲の状態が把握できません。
冬の時季、雪の状態をしっかりチェックしておく必要があります。
タイヤチェーンは雪道に対応できるよう車に積んでいます。チェーンの着脱は慣れていますから、心配いりません。
ヘール・ボップ彗星を撮影した場所へも向かいましたが、到着手前の日陰の道が降雪とアイスバーンのため、あきらめて今回の目的地へ向かいました。
交通量の少ない山道を通行していますと、日陰の道は半解けの雪が残っていました。気を付けて走行しました。
無事に目的地の山へ到着しました。
早速、彗星の観える北北東の方角をチェックしました。山が右側にありますが、ε-130D望遠鏡であれば撮影の邪魔にはならないです。彗星の地平高度20度前後の頃を撮影する計画です。
これで撮影できることを確認できました。山の気温は-5℃ぐらいまで下がる予想です。後は天気と道路状況次第です。
帰りは、星仲間の店へ立ち寄って、星の話をしてきました。
そして、高速道路に乗って帰途に着きました。
今度、山へ遠征する日は、彗星光度と月明かりを考えて1/25~1/29のどれかを予定しています。(その前に自宅で彗星の確認撮影します)