今度はヘルクレス座新星を固定撮影して写りました。
6月17日晴れのち曇り、夕方一時雨。雨上がり後、一時晴れました。
入浴後、外へ出て空をチェックしますと、東天が晴れていました。ヘルクレス座新星が固定撮影で写せるかもしれないと思って、急きょ固定撮影することにしました。
庭へ出てカシオペア座新星を撮影した時と同様に35mm広角レンズで固定撮影しました。
構図はいつものようにステラナビゲータ11で調べて印刷しましたので、その構図に合わせました。
試写して新星の位置をカメラモニターでチェックしましたが、写っているかどうか判りません。新星付近の8.1等星は確認できました。これよりも暗いようでした。
連写撮影しました。後でコンポジット(複数枚合成)して確認します。
撮影終了後、空は曇ってしまいました。月面Xの見える月も雲で隠れてしまいました。
夜、ソフト現像処理して新星が写っているか確認しました。その結果、写っていました。固定撮影で何とか写りました。
新星の光度はステライメージ9で自動測定しますと、9.0±0.3等です。6/14の8.1等よりも暗くなりました。3日間で0.9等暗いです。
撮影した写真2コマ(拡大写真含む)を添付します。
①ヘルクレス座新星付近と琴座
2021年6月17日21時31分12秒~32分16秒 露出5秒×12コマ 35㎜ F2.8(絞り3.5)
ISO800 自宅 気温18℃
②ヘルクレス座新星(拡大写真)
データは①と同じ ※星の数字は光度