光害の自宅でヘルクレス座新星を撮影しました。
6月14日曇りのち晴れ。天文情報でヘルクレス座新星を知りまして、急きょ撮影することにしました。
6/12に北海道の上田氏がヘルクレス座で8.4等で発見したばかりです。
夕方の日課のウォーキング前は雲が行き来していましたが、ウォーキング中から雲が移動して晴れてきました。ウォーキングは短縮コースにして自宅へ戻り、すぐにステラナビゲータ11で新星の位置の構図を印刷しました。
そして、ε-130D望遠鏡を庭へ出して撮影準備しました。
基準星は琴座ベガにして目的星(新星)を導入しました。
試写してカメラモニターをチェックしました。新星が写っていました。
雲の流れを気にしながら連写撮影しました。何とか雲を避けて撮影できました。
入浴後、ソフト現像処理しました。
新星の光度をステライメージ9で自動測定しますと、8.1±0.2等です。
発見時よりもまだ明るいです。新星付近の8.1等の星と同等の明るさで写っています。
撮影した写真を添付します。
新星の位置は赤経:18h57m31s、赤緯:+16°53′40″です。
ヘルクレス座新星(発見から二日後)
2021年6月14日21時28分35秒~29分16秒 露出6秒×7コマ ε-130D F3.3
LPR-Nフィルター トリミングISO1600 自宅 気温22℃ ※星の数字は光度