新星空の友

もう一度エリダヌス座ο2三重連星を観察・撮影しました

 もう一度エリダヌス座ο(オミクロン)2三重連星を観察・撮影しました。そして、f星(二重星)も観察・撮影しました。
 12月24日晴れ時々曇り。夜は快晴。いつものウォーキングを取りやめて、20時半頃から庭へ20cmドブソニアン望遠鏡を準備しました。
 ところが、望遠鏡の立上げ設定でアラインメントがうまくいきません。コントローラの表示では「アラインメント成功」と出ますが、試験的にM42オリオン大星雲を自動導入しますと、10度ぐらいずれています。何度かやり直しましたが、一緒です。うまくいかない原因が判りません。
 「ブライトスター」の基準星を変更してアラインメントしました。そうしますと、うまくいきました。選ぶ基準星の違いでアライメント不良になるのかもしれません。今度他の基準星で確認しようと思います。
 望遠鏡の立上げに手間取り、予定していたエリダヌス座θ重星は撮影できませんでした。
 次に予定していたο2三重連星をもう一度観察しました。自分の眼で三つの星(A・B・C)のうち一番暗い11.2等のC星を確認するためです。×48倍ではC星は判りません。倍率を×120倍に上げて確認しました。
 アイピース(接眼レンズ)を覗きますと、観えました。確かに伴星Bの左下に暗いC星がありました。観察した記録として連写撮影しました。
 自宅からf星が観察できる時間帯になり、f星を導入しました。隣家の松の木近くにいました。木で隠れないうちに観察しました。×48倍で分離して観えました。このf星も連写撮影しました。

 撮影した写真2コマを添付します。(ο2星のC星は拡大しますと、よく判ります)

 ο2三重連星は、光度4.4-9.5-11.2等、主星A-伴星Bの角距離82.4秒、伴星B-伴星Cの角距離7.5秒(私の実測)です。
 f重星は、光度4.8-5.4等、角距離8.3秒です。

①エリダヌス座ο2三重連星

2019年12月24日21時26分29秒 露出1/4秒×4コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 F6 アイピースSP25㎜
35㎜ F4.5 トリミングISO3200 自宅 気温7℃

②エリダヌス座f星(重星)
2019年12月24日21時36分52秒
露出1/13秒×5コマ 20㎝ドブソニアン望遠鏡 F6
アイピースSP10㎜ 35㎜ F4.5 トリミングISO1600
自宅


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