ε-130D望遠鏡で月(月齢4.0)・地球照とM51子持ち銀河を撮影しました。(月齢は標準時正午)
4月27日晴れ。光害の自宅で月と地球照を撮影し、その後でY1アトラス彗星(C/2019 Y1)を撮影する予定にしていました。
月と地球照は撮影できましたが、あいにく北方向が雲で覆われてY1彗星が撮影できません。雲が移動するまでの時間待ちに、晴れている方向のりょうけん座M51銀河を撮影することにしました。
ε-130D望遠鏡で月は撮影していますが、地球照を撮影した記憶はありません。望遠レンズや20cmドブソニアン望遠鏡では地球照を何回か撮影しています。
M51銀河は2015年冬の夜明け前に自宅で撮影しています。今回は春に撮影です。北斗七星のη(エータ)星を基準星として導入して連写撮影しました。
翌日(4/28)にソフト現像処理しました。M51銀河は2015年冬に撮影した写真と今回撮影した写真のコンポジット(複数枚合成)も実施してみました。
冬の夜明け前の方が露出時間が長くできて空の条件も良いようです。冬の夜明け前に春や夏の星を撮影した方が写りが良いように思います。
尚、Y1アトラス彗星は次回載せる予定です。
撮影した写真4コマを添付します。
①月(月齢4.0)
2020年4月27日19時51分57秒
露出1/160秒×5コマ ε-130D F3.3 LPR-Nフィルター
トリミング ISO400 自宅 気温15℃
②地球照
2020年4月27日19時53分43秒~45秒
露出1/2秒×5コマ ε-130D F3.3 LPR-Nフィルター
トリミング ISO400 自宅
③M51子持ち銀河(今回)
2020年4月27日20時35分02秒~39分27秒
露出10秒×25コマ ε-130D F3.3 LPR-Nフィルター
トリミング ISO1600 自宅 気温15℃
④M51子持ち銀河(2015年と今回を合成)
2015年12月20日05時04分26秒~15分09秒
2020年4月27日20時35分02秒~39分27秒
露出15秒×16コマ+10秒×25コマ ε-130D F3.3
LPR-Nフィルター トリミング ISO1600 自宅