もう一度、光害の自宅でε-130D望遠鏡を使って紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)を撮影しました。
10月30日曇り時々晴れ。夕方、西空は晴れていましたが、彗星のいる西南西方向が曇っていました。天気予報から23A3彗星撮影のラストチャンスかもしれないと思って、雲の様子をチェックしていました。風も少し強めです。
雲の流れは逆方向(西)へ流れていますが、北極星や琴座ベガが見えてきました。
これは晴れると信じて、17時50分から望遠鏡を庭へ出して撮影準備しました。
思った通り、彗星のいる方向が晴れてきました。
早速、ベガを基準星にして彗星を導入しました。本日(10/30)も一発導入でした。
試写して彗星が写っているのが判りました。彗星は小さくなっていました。ビューモニターでは彗星を確認できませんでした。
今回が23A3彗星撮影ののラストチャンスと思って、連写撮影を繰り返しました。
18時50分撮影終了して、、機材を片付けました。
本日は撮影後に夕食にしました。(妻には事前に撮影後の夕食を話してあります)
夜、ソフト現像処理しました。
彗星光度はステライメージ9ソフトで自動測定しますと、6.5±0.3等でした。
尾の長さは写真から測定しますと、角度で1.4度です。コマ径は3.5分です。
今回で23A3彗星の撮影は最終になります。はるか宇宙へ去っていきます。
撮影した写真2コマを添付します。(10/31写真②追加しました)
①遠ざかる紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)
2024年10月30日18時37分36秒~39分50秒 露出6秒×21コマ ε-130D F3.3
LPR-Nフィルタ- メトカーフコンポジット トリミング ISO1600 自宅 気温18℃ ※上が北
②紫金山・アトラス彗星の頭部拡大
2024年10月30日18時29分37秒~39分50秒 露出6秒×42コマ ε-130D F3.3
LPR-Nフィルタ- メトカーフコンポジット トリミング ISO1600 自宅 ※上が北