再度、20cmドブソニアン望遠鏡で火星の衛星(フォボスとダイモス)を撮影しました。
12月26日晴れ時々曇り。火星の衛星(フォボスとダイモス)を一緒に撮影できるチャンスの日でした。
19時頃、フォボスが火星から一番離れて撮影し易い時間帯です。
このチャンスを逃がさないよう撮影準備しました。空は雲が行き来しますが、雲の合間を狙うことにします。
前回(12/3)撮影に成功していますから、前回の撮影データを参考にしてGAINと露出を決めました。露出は数通り変更します。
ASI290MC動画カメラで何回も撮影しました。
撮影した動画をその場でRegiStax6ソフト処理して写真を確認しました。
フォボスとダイモスが写っていました。今回も撮影に成功しました。
夜、早速ソフト現像処理して写真制作しました。
撮影した写真3コマを添付します。(12/27写真③追加しました)
前回(12/3)よりもきれいに写りました。
GAINを少し下げましたので、ノイズが減りました。
フォボスも火星本体の光芒から離れて写りました。
前回と今回で火星の衛星2個が写せることを確認できました。
露出の違いをご覧下さい。
①火星の衛星フォボスとダイモス(その1)
2022年12月26日19時04分~10分 露出156ms×100/200フレーム×2コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC IR/UVカットフィルター
GAIN300 動画撮影 RegiStax6+ステライメージ9 トリミング自宅 気温5℃
※キャプチャエリア544×548
②火星の衛星フォボスとダイモス(その2)
2022年12月26日19時06分~07分 露出108ms×100/200フレーム×2コマ
他データは①と同じ
③火星の衛星フォボスとダイモス(その3)
2022年12月26日19時09分 露出42ms×100/200フレーム×3コマ
他データは①と同じ