内合前の三日月形の金星を撮影しました。
5月7日夕方晴れ。薄明中の三日月形になった金星を撮影することにしました。
金星も月と同じように三日月形がきれいです。6月初めの内合前に三日月形の金星を撮影しておこうと思いました。
空はまだ明るくても金星を撮影できます。望遠鏡を×48倍で覗きますと、金星がきれいに観えます。×200倍で覗きますと、大気の揺らぎがよく判ります。金星がゆらゆら揺れています。
撮影はイメージカメラでなくて×200倍のコリメート撮影です。コリメート撮影の方が楽に撮影できてソフト現像処理も早くできます。金星像もコリメート撮影の方がきれいで発色も自然のように思います。金星の場合は両方やってみてそう思います。
金星像の揺らぎの少ない時を狙って連写撮影しました。後で良い画像を選んでコンポジット(複数枚合成)します。
撮影した写真を添付します。
金星の視直径も大きくなりました。
(写真の拡大率は前回4/30と同じにしてあります)
内合前の金星(コリメート撮影)
2020年5月7日19時00分57秒~05分08秒
露出1/80秒×10コマ 20cmドブソニアン望遠鏡 f1200
アイピースNPL6㎜ 35㎜ F4.5 トリミングISO200
自宅 ※金星の向き180度変更