20cmドブソニアン望遠鏡でシリウス伴星・リゲル伴星・大犬座η重星等を観察しました。
3月25日、雨のち夕方から晴れ。夕食後、ドブソニアン望遠鏡で観察だけすることにしました。
湿気は少しありますが、無風状態でした。
まず3/23に撮影した大犬座145(h3945)重星を×48倍で観察しました。なるほど「冬のアルビレオ」と呼ばれている通り、オレンジ色と青色のきれいな二重星です。宝石のようでした。
次に大犬座η重星を×48倍で観察しました。重星だそうですが、二つの星が角距離120秒と離れ過ぎていてあまり面白くありませんでした。
三番目にエリダヌス座32重星を×200倍で観察しました。こちらもオレンジ色と青色のきれいな二重星です。まるで白鳥座のアルビレオのようです。
四番目にシリウス伴星を×200倍で観察しました。光芒は少しにじんだ感じですが、伴星が主星の右下にハッキリほぼ常時観えていました。春になってもまだ観察できました。
最後にリゲル伴星を×200倍で観察しました。こちらもシリウス同様に光芒が少しにじんでいますが、伴星が主星の上少し右にハッキリ常時観えていました。
本日は観察に専念しました。
撮影していませんので、いつもより気楽に重星観察が楽しめました。こういう星空の楽しみ方もあるということです。やってみて実感しました。
季節はすでに桜も三分咲きで春になっていますが、今季のシリウス伴星はまだ観察・撮影チャンスが少し残っているようです。