自宅で皆既月食を観察・撮影しました。
11月8日晴れ。夕方から快晴になりました。久しぶりに快晴の皆既月食です。
夕食を早めに済ませて20cmドブソニアン望遠鏡で撮影し、肉眼で月食観察を楽しみました。
月食は欠け始めから肉眼観察できましたが、東の空は屋根が邪魔して撮影は欠け途中から始めました。
妻も時々庭へ出てきて観察しました。年老いた母にも声を掛けて欠けていく月を記念に観察してもらいました。
今回の皆既食は約85分の長時間です。赤銅色に変化した月が観察できました。
欠け始めから満月に戻るまでの約4時間の観察・撮影でした。
素晴らしい皆既月食でした。
途中で天王星食の潜入・出現も観察・撮影できました。皆既月食中に惑星食が起きるのは442年ぶりだそうです。(天王星食の写真は次回載せます)
撮影した写真を添付します。
(写真はコリメート撮影で180度逆向きです)
①月食(その1)
2022年11月8日18時36分33秒
露出1/200秒×7コマ 20㎝ドブソニアン望遠鏡 F6
アイピースNPL40㎜ 35㎜ F4.5 コリメート撮影
ISO200 自宅 気温13℃
②月食(その2)
2022年11月8日18時53分01秒~03秒
露出1/200秒×7コマ 他データは①と同じ
③皆既中の食最大
2022年11月8日19時59分09秒~10秒
露出1/2秒 ISO3200 他データは①と同じ
④月食(その3)
2022年11月8日21時02分25秒~27秒
露出1/160秒×6コマ ISO200 他データは①と同じ
⑤月食(その4)
2022年11月8日21時32分01秒
露出1/500秒×6コマ ISO100 他データは①と同じ
⑥皆既月食終了後の満月
2022年11月8日21時58分58秒
露出1/500秒×6コマ ISO100 他データは①と同じ
⑦月食中のターコイズフリンジ(青い筋)
2022年11月8日19時11分51秒~57秒
露出1秒×3コマ ISO200 他データは①と同じ
※ターコイズフリンジとはトルコ石のような
青色のへりを言います。