ベストモータリング7月号

2006-05-31 | 
ベスモ7月号は最新ハイブリットカー、レクサス「GS450h」の

実力テストと最新AWDの実力テスト。


もう少しハイブリットカーとはどういうものかを知りたいと思って、

買ってみた。


先日デビューしたGS450hのレビューをネット等で読んでも何だか

イイコトばかり書いてあって、欠点はまったく無いのかというのが

チョット疑問だった。



今回は実際にガソリンエンジンのレクサスGS430と日産フーガ450GT

の3台で、筑波サーキットバトルを行った。



以前も書いたが、「GS450h」はGS350に最大出力200馬力

という強力な電気モーターとバッテリーを追加したハイブリッドモデル

で、車としての最高出力は345馬力と国産車最高のパワーを誇る。



但し、予想としては全開走行すればスグにバッテリーが空になり、

GS430より200kgも重い1900kgという車体がネックになって、

最初は速くても3ラップはもたず、次第に後退していくだろうと思っていた。


しかも、GS430は315馬力38.4kg、日産フーガ450GTは

333馬力46kgというスペックだから、それ程の大差はつかない

だろうと予想したが見事に裏切られたw。



3ラップバトル、3台横並びでスタート。

やっぱりロケットスタートしたGS450hは速く、他の2台をグングン

引き離してトップで1コーナーに飛び込む。


ちなみにGS450hのゼロヨンタイムは14.3秒。



その後はフーガが2番手、GS430が3番手と変わらず、ほとんど

GS450hの独走状態。


ラップタイムは1周、1分11秒位だから3ラップで3分半程度のバトル。



不思議なことにGS450hは、ほぼ1周(約1分)でバッテリーがカラに

なりながらも、思ったほどパワーダウンせず、1周目で大きく他の2台を

引き離した貯金もあって、なんとか最後までフーガから逃げきって1位を

守り抜いた。


「GS450h」はラップタイム的に、バッテリー満タンと空(1周目と2周目以降)で

約1秒のタイムダウンとなった。



単独のタイムアタックでは

フーガ:1分10秒34、GS450h:1分11秒01、GS430;1分12秒07、

平均ラップタイムもフーガが一番速いから、多分5周のバトルだったらフーガの

勝ちだっただろう。




ま、この車で2~3分も全開走行が続くというシチュエーションは

一般道ではほとんど無いだろうから、このくらいバッテリーがもてば

十分なのだろう。





続く燃費テストではGS430、レガシーと3台で一緒に走り実験。

結果は一般道、高速、峠を交えて

GS430は9.01km/l

GS450hは11.69km/l

レガシーは11.41km/l

ほぼ2000ccクラスの燃費ということになる。


カタログ値には及ばないものの、エネルギー効率は結構いい。


車重と動力性能を考えると・・・・

ウ~ン、恐るべし最新ハイブリットカーw。




ワインディングではFDに、かなわないだろうが、高速では

この加速性能はちょっと怖い存在かもしれない。




あと最新AWDの実力テストについては、ランボルギーニガヤルド、

ポルシェカレラ4、ランエボ、インプが登場。



おっと、結果は見てのお楽しみ。

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