今年2007年はマツダのロータリーエンジン生誕40周年なのだとか。
マツダのオフィシャルサイトでも 記念特集ページが出来た。
以前、NHKのプロジェクトX「ロータリー47士の闘い」を見て
涙ぐんだものだけれど、長年ロータリーエンジン(RX-7を5台)
を乗り継いできた身としては感慨深いものがある。
初めて世に出た当初は軽量コンパクト、振動が少なくてハイパワー
ということで、「夢のエンジン」なんて言われていたらしい。
まるで宇宙船のようなコスモスポーツに搭載されたことも
センセーショナルだったに違いない。
マツダも初めは気をよくして、ファミリアやらルーチェやら、
ほとんど全ての車種にロータリーエンジンを積んでいたもの。
まさしくロータリーエンジンはマツダの象徴だった。
しかし時代は流れ、オイルショックが起こると一転して燃費が悪い
と酷評されたり、バブル崩壊後の経営悪化により存続が危ぶまれ
たりと波乱万丈、紆余曲折の歴史があった。
独特の回転フィール、長所短所もあるしクセもある個性的な
エンジン、どちらかと言うと万人向けのエンジンではない。
それが理由で、まだまだこれからも波乱万丈が続くのだろうけど・・・。
そういう意味でも、何だか自分自身の人生と共鳴する部分もあって
とても愛着のあるエンジン、だから長いこと離れられずにいる
のかもしれないw。
SA22Cに乗っていたころはすぐにプラグがカブッてエンジンが
かからないことも何度もあったが、それが逆に普通の人には扱え
ないだろうという密かな優越感にもなっていたっけw。
最近では、ようやくマツダの業績も回復してきて「水素ロータリー」
なんかも実用化するなど、何とかロータリーエンジンの未来を明るい
ものにしようと必死な姿勢も見える。
確かに一般的なレシプロエンジンと違って、マツダ1社だけでここまで
ロータリーエンジンを進歩させたことは賞賛する。
ただ、レシプロエンジンも急激に進歩しているから、だんだんと
メリットが際立たなくなってきていることも事実。
そんな中、マツダが今年3月に策定した技術開発の長期ビジョン
「サステイナブル”Zoom-Zoom”宣言」の中で、「動力性能、燃費
性能を大幅に改善した新型ガソリンロータリーエンジンを2010年代
初頭に市場導入」すると発表した。
環境問題もさらに厳しさを増しているし、今後ロータリーエンジンを
どう進化させていくのか、相当困難を極めることも容易に想像
出来るが、ファンにとってはとても嬉しいニュースだった。
まあ欲をいえば、生誕40周年にロータリーエンジン搭載の新型車を
発表してほしかったかなw。
<!-- ロータリーエンジン40周年 -->
RENESISはしらんが
FDまでの13Bの補器類なしで2Lの四気筒と同じくらいの重量
レシプロはでかいけどエンジン内は空間だらけだが
ロータリーはなにぶんにもあの鋳鉄のおにぎりはごつい鉄の塊でレシプロとくらべると空間がないから鉄の量でみたら同じくらいになる
車重1㌧以下!
もちろん4座でネ
初代RX-7っぽいのが
いいなぁ