プロテック

2018-02-16 | 
先日、エンジン内部に煤が溜まり最悪エンジンが止まってしまう旨のリコールが

再度発表されたマツダのクリーンディーゼル1.5D。


デミオとCX-3に搭載され発売後間もなくから、少数ながらこの症状が出る車が

出てきてネットでも何かと騒ぎになり、ついに昨年9月1回目のリコールが実施された。



その時はコンピュータプログラムの不具合が原因であり、エンジン内部に煤が

溜まりやすい制御だったようで、実際に症状が出た車に対してはインジェクター

交換と排気バルブのスプリングを強化タイプに交換したのだとか。


基本はプログラムの書き換えで対処し、うちのCX-3も昨年9月に対策した。

書き換え後の印象としては割とドッカンターボだったのがマイルドになった印象

だが燃費的には変わらない感じ。



乗り方によって煤の溜まり方が違うとはいえ、ここにきてほぼ同じ現象で二度目の

リコールが出てしまい、クリーンディーゼルの難しさが露呈した。



クリーンディーゼルとはいっても煤が出ないわけではなく、出た煤をDPFで

キャッチしてマフラーから出さないようにしているだけなのである。


そしてその煤が溜まってくると強制敵に焼却しているわけだが、この間隔も次第に

短くなってくるからたちが悪い。


うちのCX-3も昨年末、DPF再生が180km前後だったのが120km位まで落ちて

きていたからディーラーへ持ち込んで煤払いをしてもらったw


この煤払いもかなりやんちゃな方法で、エンジンを高回転で回すことを数回繰り

返して煤を吹き飛ばすというもの。

ショールームで待っていると工場からエンジンを高回転でブン回すけたたましい

音が聞こえてきて、閉口したのを覚えているw


果たして効果があるのか半信半疑だったが、とりあえず180km前後まで回復

したからまあ効果はあったんだろうね。




煤はインジェクターの噴射口の周りや排気バルブ周辺にも固着し、酷くなると

エンジン不調になってしまうが、何だか低回転の苦手なマツダのロータリー

エンジンのようで、歴史は繰り返すというか、何とも皮肉な気がする。



そんな中、少しでも煤がたまらないようにと以前からいろいろ添加剤的な物を

調べていたら、割と効果がありそうなものを見つけた。











ドイツのPRO-TECというメーカーの「ディーゼルDPFの再生を補助・洗浄

/DPF Super Clean」と「ディーゼルシステムの汚れを洗浄 Common-Rail Diesel

System Clean&Protect/」の二点。


この二つは結構評判がよくて、まず最初に「Common-Rail Diesel System Clean&Protect/」

を試してみたが、明らかにアイドリング時の振動が減ったから、それなりに効果

はあるようだ。



1本375mlだが80Lに対して1本らしいので44LタンクのCX-3では2回に分けて使った。



その後、「DPF Super Clean」を使ってみたがこちらも今までDPF再生間隔が大体

180km前後で始まっていたのが、コレを使った後は220km前後まで伸びた。

しかもDPF再生が始まってから終わるまでの距離というか、時間も半分くらいに

なったからなかなかの物。



同じく1本375mlだが80Lに対して1本らしいので44LタンクのCX-3では2回に分けて

使った。


これでさらに少しでもエンジン内部に溜まった煤が清掃されてくれればいいのだが

定期的に投入する必要があるかもね。


その後、つい先日例の二度目のリコール対策をやってもらった。

内容はプログラムの書き換えと、エンジン内部の煤払いで約2時間。


走ってみると、かなりエンジンの回転がスムースで軽くなった印象。


確かにアイドリング時の振動や音も小さくなったが、プログラムの変更だけで、

ここまで変わることにも驚いたが、この状態が長く続くのかどうか。


ナイトスポーツのチューニングROMがまた消えてしまったのは残念だけど、

皮肉にもエンジンのフィーリングはずっと良くなったw








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