前例がない、だからやる!

2005-10-15 | 
              樋口広太郎 著 


住友銀行副頭取から、1986年に青息吐息の

アサヒビール(株)社長に転身。


当時のアサヒビールは「夕日ビール」と揶揄され、毎年

シェアを落とし、危機的状況だった。


そんな中、ビールのまったくの素人である筆者が、

業界の常識を次々を壊していき、見事に経営を立て

直し、再建した実録。


当時、負け犬根性が充満していた社内。


社員に今までと同じように考えたり、行動していてはダメ、

前例の通りにやるのは楽だし、間違い無いかも知れないが

それでは前に進めない、「発想を変えろ!」と訴え続けた。



発想を変えれば前向きになれる。



次第に社員が前向きになり、ついにビールの新しい味に

挑戦した「スーパードライ」が大ヒット。

業界トップに躍り出た。


その後もいろいろと抵抗にあいながらも、次々と革新的な

発想で社内を改革していく様は痛快で勇気を与えられる。


そして何かヒントも与えてくれるでしょう。
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