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SAEKI89 Medical Trainers🥎元巨人・佐伯院長のスポーツ総合治療院

「院長流、肩の作り方 1 ~ キャッチボール」

ようやく春めいてきましたが、みなさんの肩ひじは万全ですか?40代半ばを迎えても院長の肩ひじは相変わらず絶好調!!
その秘訣はハードなウエイトトレーニングと・・・ そう、キャッチボールです。
やり方に工夫を加えれば今までよりも更に強いボールが投げられるようになります。

まず私流、「肩の作り方」ですが、スローイングの時に常に意識しているのがステップバランスとトップの位置です。
私の考えるトップの位置とは脇90度、肘90度が基本で、肩の内旋とひじの回内が入り、更に胸を張って
肘の先端を相手に対して最も遠い位置まで引くことです。弓道やアーチェリーの弓を引くイメージで、トップからアクセルに入る前に
更に一度引く感じです。

 



1 硬式ボール(写真左)
草野球(軟式)といえども、キャッチボールをするときには硬式ボールを使用したりします。
これは単に、基本に忠実に縫い目に指をかけて回転の良いボールを投げるということです。ただし、軟式よりも数グラム重い分、
肩ひじの負担は多少増えますが、そんなことで痛めるようであれば野球はできないでしょう。
軟式のグラブでは捕るのが痛くて・・・という方はKボールという見かけは軟式で、大きさ、重さ、バウンドが硬式に近いボールが
ありますのでお試し下さい。硬式同様、終速が落ちないので、ボールにキレが出ているのがイメージできます。

2 革製ソフト3号(写真中)
革製ソフト3号のボールは指がしっかりと縫い目にかかっていないと抜けてしまいます。ましてや大きくてすべりやすいソフトボールは
リリース時に更に指で押し込む感じで投げないと回転がかかりません。
ソフトボールに慣れた後に通常の軟式ボールを使用すると、おもちゃのように感じるほど回転の良いボールが投げられるようになります。
握力ならぬ「指先力」を養い、指先の感覚を研ぎ澄ます意味でもお奨めできる方法です。

3 イエローボール(写真右)
蛍光塗料で皮革を染め上げたボールで変化球の練習をします。室内練習や夜間練習など人工的な光の下では通常の白いボールよりも
ボールの軌道の残像がある感じがするので変化球のチェックに最適!(かも?)
これは巨人軍コーチ時代にメーカーさんにアイディアを出して作っていただきました。今では一個人の意見なんて聞き入れてくれない
でしょうけれど、当時はプロのコーチのアイディアとしてトレーニング的見地からたくさんの意見を取り入れてくれた良い時代でした。

 



4 その他(遊びの一環として使用すると良いでしょう)
・スピナー(写真左)
ストレートの回転をチェックするボールです。正しく腕が振れていれば必然的にきちんとした回転になりますので、上手い人には特に効果は
感じないかもしれません。

・フットボール(写真右)
説明書には「手首が柔らかく使えるようになり、球速もアップする」と書いてありましたが、球速のアップは正直それほど期待できないでしょう。
ひじをスピネーション(回外)のままボールを抜く感じでスローイングの練習をすると、カーブ、スライダーのキレが抜群によくなります。
まあ、捕球する側は何かと大変ですが・・・

・テニス、バドミントンのラケット
シャドーピッチングで使用するタオルの代わりにラケットで代用してみましょう。サーブを打つ真似をするだけでも、肩ひじ及び肩甲骨の
使い方がわかると思います。これにカバーを着ければ、速く振ろうとすればするほど風圧がかかり、アイソキネティック収縮により
更なる肩ひじの強化につながります。プロでも取り入れている選手が多いトレーニング方法です。


≪≪≪ 過去のブログより抜粋 ≫≫≫
◆ ベビーオイル ◆
秋口から春先にかけて(やはり真冬がメインですが…)外気温が低いときに野球をする場合はベビーオイルを肩ひじ周辺、及び
古傷のあるふくらはぎに塗りこんでからプレーしています。そうすることで皮膚に被膜ができて、冷たい風もなんのその。
寒い日でも一度温まった肩ひじが長時間冷えることがなくパフォーマンスを維持することができます。皆さんも是非お試し下さい。

≪ 院長・御用達ベビーオイル ≫

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≪ 一般的にはこんな感じでもOKでしょう ≫

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【今月の一曲】
LARRY CARLTON  ~ Room 335
B'zのギタリスト松本孝弘氏が、カーク・ウェイラム、ロビー・クリーガー、ケニー・Gら強豪ひしめく中、大御所ギタリストのラリー・カールトンとの
共作、「TAKE YOUR PICK」で、2011年 第53回グラミー賞の最優秀インストゥルメンタル・ポップ・アルバム賞を受賞しました。
近年、日本人ミュージシャンの世界規模での活躍は目覚ましいものがありますが、なんといっても御年62歳のラリー・カールトンが
4度目のグラミーを獲得したことが素晴らしいことです。
代表作「ROOM 335」は私が中学生の頃にレコードが擦り切れるほど聴きまくった名曲中の名曲。そしてラリー・カールトンは驚くことに
私の米大学の大先輩に当たる偉大なる人物なのです。

 
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