ヘッドホン・イヤホン試聴記録

コスパ重視のヘッドホン・イヤホンの試聴記録です。

AKG K701(ジャンク品)

2020-06-12 17:32:56 | ヘッドホン

2020年6月10日 ハードオフ富山掛尾店 3,300円(クーポン使用で2,800,円)で購入

今年2月の記事でAKG Q701を取り上げた。(買ったのは2019年9月)その中でも触れているが白色のK701は「澪フォン」そのものである。

断線の恐れとパッドのへたりでジャンクだが、2,800円なら買いでしょう。元箱付きでスタンド付属している。完全な断線ならただのゴミだが、接触不良や接点の汚れなら対処が可能だ。

箱に収まった状態

スタンドはただのウレタン

燦然と輝くMade in Austria

実際に使用してみた。

断線というより接触不良の感じである=ほぼ問題ない。

音は素晴らしい。さすが開放型の雄。

Q701との差はもう少し聴いてみないとわからない。

 


AKG Q701

2020-02-03 13:13:11 | ヘッドホン

2019年9月30日、消費税増税前に駆け込みで買った唯一の商品がこのQ701だ。

セカンドストリートにて10,594円(10,900円クーポン使用で9,810円の消費税8%)

いわずと知れたベストセラー機K701のスペシャルチューニング版である。Q701のQはクインシー・ジョーンズの「Q」である。

K701(のホワイト)は「けいおん!」の秋山澪が使用していたことで有名になり「みおホン」の名前でそちら方面で大人気になった。(だいぶ前だが…)当時50,000円以上していたと思うが、某有名イヤホンショップで完売になったという伝説がある。

このK701は現在でも現行商品でサウンドハウスで15,000円以下で購入可能。(激安には訳がある=後述します)Q701の方はスペシャリティモデルということで25,000円程度の販売価格。(中古で約半値は妥当なところか…)

自分がこのヘッドホンを知った頃は50,000円以上していてとても買える代物ではなかった。憧れの1台だったわけだがようやく買える(中古だが)ような価格になった。

AKGはオーストリアのメーカーだが紆余曲折をへて現在はハーマンインターナショナルの子会社である。そのハーマンは2017年SAMSUNGの傘下となった。ということで現在の機種はオーストリアで生産はしていない。中国製である。(これが低価格化の理由である)

MADE IN CHINA(P.R.C)と書いてある。(オーストリア製はヘッドホンの外側の耳外周部に記載されている)

ほぼ同じ価格でK701の(オーストリア製中古)があったが状態があまり良くなかった。(Kだったし)

迷った挙句こちらにした。様々なところで中国製を批判するようなことを書いている人もいるが、AKGのQCを信じてこちらを買った。

多分違いはないのだろう。

音は大変に素晴らしい。開放型なので音はダダ洩れだがその分抜けがよい。解像感もすばらしい。満足度は高い。

唯一、インピーダンスが62Ωと高めでiPod直差しでは再生が厳しいのが問題点かな。(どちらかというとiPodの問題?)

 


BOSE QC-2

2017-01-08 20:48:57 | ヘッドホン
BOSEのノイズキャンセリングヘッドホン。HARDOFFでジャンク品ケース付きで3500円
2005年発売のシルバーモデル。例によってパッドが剥げ始めている。音は出るようなので購入した。

単四形電池1本を使用して、スイッチを入れると、すっと外の音が聞こえなくなる。(訂正「すっ」ではなくて「すぅーっ」という感じ、0.5秒くらいの間に徐々に外の音がちいさくなり聞こえなくなる)BOSEのノイズキャンセリング機能の効果は絶大だ。
惜しむらくは電池なしには音がでないこと。
音の感じは分解能が高く音がはっきりしている。音の広がりはやや少なめで耳のすぐ横で鳴っている感じ。それでもステレオ感はあり、かなりいい音だ。低音も程よく出ている。カップがやや小さいが装着感は良い。

なんといっても10年以上前のモデル最新モデルはどんな音がするのだろう。

SONY MDR-XB700

2017-01-07 22:59:37 | ヘッドホン
HARDOFFにてジャンク品2400円くらいで購入。確か3000円の20%オフ。
SONYの重低音重視型、いわゆる「タイヤホン」と呼ばれるモデル。


次の写真のようにパッドがボロボロ。しかもほんの少し触っただけで表面の屑が盛大に落ちる代物。ジャンクなわけだ。

音出しは問題なく平面型のケーブルも使いやすい。

いつものようにパッド交換だ。今なら純正品が比較的安価で手に入る。ヨドバシカメラの通販サイトにて1個864円(1個単位の販売。ペアなら×2)
注意すべきはAmazon等で販売しているサードパーティ製品。パッドはそこそこの品質なのかもしれないが、決定的にダメなところがある。パッド自体の脱着はビスを1か所はずすだけで容易だが、写真のようなプラスティックの輪っかがついている。ヨドバシの純正品にはあらかじめ輪っかがついている状態で来るが、サードパーティ製は古いパッドの輪っかを外して新パッドに装着(再利用)しなければならない。これがなかなか大変で輪っかを壊してしまう可能性もある。さほど安いわけでもないので純正品を売っている間はそちらのほうを使うべきだ。

音に関しては重低音は確かに多めだが、見た目ほどとんがった印象はない。普通に使える密閉型ヘッドホンであった。大き目のパッドの装着感は良いが、ヘッドバンドが若干弱めで、ずれることがある。(中古の個体の問題かも)

追記:上のように書いたが、他のヘッドホンと聴き比べると圧倒的に低音域が出ているのがわかった。ベースとバスドラが鼓膜を振動させるくらい出ている。
普通に使えるという印象は、低音域と中音域のバランスが良くてしっかりボーカルも聞こえているからなのだなと実感した。Backnumberの「青い春」で聞きく比べたがこういった音楽には向いたヘッドホンだ。

PHILIPS SHP8900

2014-06-09 09:55:52 | ヘッドホン

ヤフオクにて2200円で落札。(送料701円総取得価格2901円)
PHILIPSは私にとって特別なメーカー。過去に使用した製品はずべて期待通りかそれを上回るものだった。
PHILIPSの音響機器はグローバル市場においてはかなり多品種の製品展開をしているが、日本においては高級ラインの製品しか販売していない。X1とか、かなり良さげだがとにかく高い!
SHP8900は2008年頃国内で売られていた機種。販売価格も10000円以下だったようだ。(リアルタイムで知らない)開放型でしっかりした作り(のように見えた)ので落札してみた。

物はしっかりしていて若干重め。ヘッドバンドはアーチを描いておらずクッションで頭の形に合わせ、イヤパッドで耳をしっかりくるんで固定する方式。側圧はやや強め。開放型のため盛大に音が漏れる。
音は高域、低域ともにそれなりに出ている。特に低音が多めで印象としてはドンシャリ?ぽい。解像感、音の広がり感はAD900の方が上。
落札したブツが状態のあまり良くない個体でイヤパットの汚れ、ハウジングのワレ等があり、常用するのはちょっとという感じ。期待が大きかっただけに少し残念。
一つだけ特記事項。ケーブルは脱着式だったがSHUREと同じバヨネットクリップ式を採用していた。SRH440に流用が可能で、付け替えてみたがケーブルで音が変わったかどうかはわからなかった。