ヘッドホン・イヤホン試聴記録

コスパ重視のヘッドホン・イヤホンの試聴記録です。

PHILIPS SHP8900

2014-06-09 09:55:52 | ヘッドホン

ヤフオクにて2200円で落札。(送料701円総取得価格2901円)
PHILIPSは私にとって特別なメーカー。過去に使用した製品はずべて期待通りかそれを上回るものだった。
PHILIPSの音響機器はグローバル市場においてはかなり多品種の製品展開をしているが、日本においては高級ラインの製品しか販売していない。X1とか、かなり良さげだがとにかく高い!
SHP8900は2008年頃国内で売られていた機種。販売価格も10000円以下だったようだ。(リアルタイムで知らない)開放型でしっかりした作り(のように見えた)ので落札してみた。

物はしっかりしていて若干重め。ヘッドバンドはアーチを描いておらずクッションで頭の形に合わせ、イヤパッドで耳をしっかりくるんで固定する方式。側圧はやや強め。開放型のため盛大に音が漏れる。
音は高域、低域ともにそれなりに出ている。特に低音が多めで印象としてはドンシャリ?ぽい。解像感、音の広がり感はAD900の方が上。
落札したブツが状態のあまり良くない個体でイヤパットの汚れ、ハウジングのワレ等があり、常用するのはちょっとという感じ。期待が大きかっただけに少し残念。
一つだけ特記事項。ケーブルは脱着式だったがSHUREと同じバヨネットクリップ式を採用していた。SRH440に流用が可能で、付け替えてみたがケーブルで音が変わったかどうかはわからなかった。

SHURE SE215

2014-06-09 08:53:36 | イヤホン

2014年6月4日。eイヤホンにて9240円にて購入。
イヤホンの定番SHUREのSEシリーズ。そのダイナミックドライバ搭載の最廉価機種である。SE215speと迷った挙句、こちらを選択。(speの青色ハウジングが好きになれなかった)
ウレタンイヤピースの遮音性の高さに驚く。無音だと自分の鼓動が聞こえるほどだ。外出先で使用するのは危険ではないか?モニターの割に低音がかなりよく出ている。同価格帯の同社ヘッドホンSRH-440との比較でもかなり低音よりの印象を受ける。低音が多いが中高音が埋もれることなくモニター的な性格がよく表れている。
装着がやや手間だが、気合を入れて音楽を聴く儀式と思えばこれはこれか。価格分の価値は十分にあると感じた。

audio-technica ATH-AD300

2014-06-07 23:20:10 | ヘッドホン


2014年4月27日、ヤフオクにて710円にて落札。(送料400円・取得価格総額1110円)
実はこの商品を落札する前(3月26日)にaudio-technica ATH-AD500を落札価格2490円(税5%124円送料700円送金手数料158円所得価格総額3472円)で落札していた。しかし、このAD500は音は鳴るもののボーカルが聞こえないという(たぶん断線の)症状で返品していた。
ATH-AD900とAD400を所有しているのになぜaudio-technica ADシリーズを買ったかというと、AD900とAD400それぞれに性格の異なる鳴り方でそれなりに面白く、シリーズの他の機種にも興味があったからだ。
特にaudio-technica ATH-AD300は最廉価の機種だが、AD400と価格差はそれほどないといった位置づけ。AD400は前述の通りなかなかに使えるヤツだったがこちらはどうか…
結論から言うといまひとつの鳴り方だった。軽量で装着感がいいのはどちらも同じだが、音の方がいただけない。AD400は開放型にしては低域が出ている印象で音の解像感もそれなりにあったが、AD300は音は確かに出ているが解像感も広がり感も平凡で特徴がない。帯域すら狭く感じてしまう。これならAD400の方がずいぶん良い。どちらかを買う機会がある(そんな人もうはいないだろうが)ならば断然AD400だろう。AD300ってリリースする意味はあったのだろうか。
ただ、このAD300は状態がすごく良くてイヤパッドやウイングサポートが新品同様だった。この辺りはAD400に流用可能なので保守用部品として使うことにしよう。