ユニット名:オーク錬金術師団
種族:オーク/ビースト
属性:火 レベル:(2) 攻撃:2 防御:3 進軍タイプ:歩行
スペル:火
「昔、オークは奴隷だった。たった500ギルダーですべてを支配される。それがオークだった」
――世界の理を記す「D」の書
過去のカード紹介といいつつ、最新弾のカード紹介。
だけど注目したいのはカードの内容というより、そのフレーバーテキストの方。
最もポピュラーな通貨の単位は「ギルダー」で、1ギルダーあればパンを数枚とチーズひとかけらにありつける。庶民向けの3食付きの宿代で、10ギルダー前後だろう。
モンコレの世界(6)より
円換金できる記述が少ないのではっきりとは言えませんが、
10ギルダー=庶民向けの3食付きの宿代
1ギルダー=パンを数枚とチーズひとかけら
1ギルダー=1000円だとちょっと高すぎる感じがしますので、
1ギルダー=500円くらいでしょうか。
いまどき5000円じゃ三食付きの宿なんてありませんが、そこはサービスの差で。
過去の小説(戦慄の破壊神)では、修道女のウェンディがイエルに200ギルダーで仕事を依頼して、400ギルダー吹っ掛けられていました。
命の危険がある仕事に10万円。
2019年のトンネル特殊工3日分(33,194 ×3)くらいですね。
そりゃ辛いです。しかも経費込みです。
20万くらい要求しても仕方ないです。
今度は、こちらの世界での人の値段を確認してみます。
●日本20世紀
昭和初年の農村を襲った恐慌で、東北地方を中心に身売りをする婦女子が多く出ました。
六百円の金に代へられ教へ子はつひにゆきけり恐ろしの世や[丸野不二男](「昭和萬葉集」より)
昭和3年(1928)の作品です。
(当時の日本の都市部の勤労者の平均的な年収は、およそ1000円。)
人のねだんより。
日本の平均年収432万から比較して、当時年収1000円での600円だと、今の値段で約260万。
そこから改めてオークの値段を見てみると、500ギルダーといえば日本円で25万円。
確かに安いかもしれません。人間の約1/10です。
でも御坂妹なら単価18万円らしいです。
さすが量産化に成功した商品はお安いです。是非とも販売してもらいたいものです。
オークに25万出すくらいなら御坂妹を18万で買います。
誰だってそーする。おれもそーする。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます