【モンコレTCG】 滅魂の女神アスタロト ＆神智の女神アルヴィト など 『黄昏のワルキュリア』

魂を刈り取る。
来たるべき戦いに備え、勇者の魂を集める――
一説にはそう言われている彼女たちは『死神』と揶揄されることがあった。
しかし、ワルキュリアの中でも至上の格たるアスタロトが、本当に『戦女神』から『死の女神』に堕ちてしまったことは、皮肉を通り越してもはや悲劇と言わざるを得ない―
《滅魂の女神アスタロト》は、『冥界の六皇子』の一柱として覚醒したワルキュリア。
その昔は一級のワルキュリアの女神であった彼女が『魔』に堕ちた原因は、本人以外誰も知らない。
純白の武装は闇に浸食されつつあり、かつての形状はそのままに漆黒の帳が下りてゆく。
唯一昔と異なる禍々しい巻き角が、さながら悪の象徴の如くその美しき頭部に聳え立っている。
◇
「堕ちちゃダメですぅ！　気をしっかりと持ってください！　お姉さまぁー！」「この忙しいときに！　あいつは世界が滅んでもいいって言うの！」「妾の名は滅魂の女神アスタロト。……もうオマエが知っているエルシィではないわ」

level ８　10/7 飛行　アイテム 1 聖＊
●［イニシ開始時］自軍除外枚数５枚以上で アイテム 1→2
○［普通/対抗］単体に【混沌：自軍除外枚数】ダメージ

強いね。　魔力は減ったけど、アイテム使えるし、激使いやすくなって帰ってきた。
攻撃→4対抗→能力の流れで６行動を単騎で起こせます。
除外枚数をどう増やすかが課題ですけど、採魂隊以外でも能力あるのが数種類来るようですので、中盤以降は重要な要としての動きをすること間違いなしです。


余談・・・・アスタロトとはソロモン72将のひとりであり、地獄の主計長官をつとめ、40個の軍団を率い、西方を支配し、大領主たちとの交友を人にもたらす堕天使。唇を赤く濡らした全身黒ずくめの天使の姿。「地獄の大公爵」「恐怖公」と呼ばれ、豊穣の女神アスタルテが堕天した姿。

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《神智の女神アルヴィト》は白地に金縁のローブを身を纏った静謐なるワルキュリア。
その細い瞳は常に閉じられ、水色かかった銀色の髪と透き通るような肌は見る者に儚げな印象を与える。
優しく聡明だが融通の利かない性格をしており、規範の徒として戦乙女の使命を遂行する。
どちらかというと『夜』の月光が似合うアルヴィトだが、手にした太陽のセプターが唯一『昼』の要素となっている。
◆
「フレイア様、行くのですか？」「アルヴィトか。ああ、これ以上好き勝手させるわけにはいかない。「なにか言いたいことがあるのか」「黄金熊を覚えていますか？」「暗黒時代、神蛇の娘とともにいた、あのぬいぐるみか」「あの黄金熊の言葉。それが今のことではないかと」「世界の滅びか。馬鹿馬鹿しい、そんなものを信じているのか」「私の神智の煌めきを持ってしても、未来が見えないのです」「……ならばこそだ。一暴れして、状況を見てこよう」

level 4　3/4　飛行　アイテム 1　聖＊　チャージ「先攻時+3/+0」
●イニシ開始時　このユニットの＊を消費すれば自強化「イニシ+3」＆１枚ドロー
●戦闘終了時　捨て山１枚を除外可能

黄昏のワルキュリア的にも欲しかった能力を持っている色々便利な女神様。
先手を取って攻撃力６点で殴りたいというシンプルな想いが伝わってきます。
そもそも天使系は先攻取らないと極端に強さが半減しますので、こういう能力は嬉しい。
マルチ枠を消費しなければいけないのは結構ツライですが、お供次第でどうにでもなります。
また「黄昏のワルキュリア」は種族縛りがないので、色々なデックに入れれます。
使い勝手がいい戦天使勢力だと思いますよ。


余談・・・ヘルヴェル・アルヴィトは、キヤール国の王女。フルドヴェル王の娘であり、ヴィーラントの妻。戦天使としての力を旦那に封じ込められていたが、９年後に翼を取り戻し、戦場を求めて飛び去った。軍勢の守り手として盾持ち、全知者の戦天使として存在した。

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聖なる輪は輪廻の象徴。
戦乙女という種族は通常の生物のような出産ではなく、転生によって産まれてくる。
《聖輪の女神ラーズグリーズ》は戦乙女の転生を司り、再誕した戦乙女に自身の使命を教え導く女神。
戦乙女の使命―それは、魂の蒐集。勇敢な戦士の魂を数多く集めること。
だが、その魂が何に使われるのかは教えられることはない。
そしてそれを知る者自体、天上に数えるほどしかいないという…
◇
「これじゃキリがないよ！」「どこかにこの死神どもを呼び寄せているヤツがいるってことか」「そいつを倒さないと……」「俺が行ってくる」「居場所がわかるの？」「簡単じゃねえか。騎行の根元をたどっていけばいいんだろ」

level 4　4/4　飛行　アイテム1　聖＊
●「属性：聖」をこの天使がいる地形に普通召喚できる。
●戦闘終了時、捨て山のカード1枚除外。

ステータス・能力の双方、とてもいい。
天使デックに1～2枚は確実に入る天使です。
普通召喚能力は展開力が出てきて、一気に戦場が安定します。
除外カードを増やす効果は沢山欲しいです。


余談・・・・「計画を壊すもの」「平和の勧告」「神々の平和」の名を持つ天使。最高神オーディンにつかえる武装した乙女。戦場において戦死者を選定し、勝敗を決定するもの。また戦死した勇者の魂を天上のオーディンの宮殿バルハラへ案内する存在。

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天上の戦乙女たちが住まう場所は、『黄昏の園』と呼ばれている。
その名の通り、彼女たちがそこから出撃する時は空が茜色に染まるという。
一際巨大な天使《マスティマ》に率いられし、無数の天使と戦乙女の軍団。『魔』を殲滅し、魂を刈る戦闘部隊。
『聖』に属する者たちでありながらも苛烈な戦いぶりを見せる戦乙女は、一説によると『心の清いものが想像した死神』ではないかとも言われている。
◇
「マスティマ様がついに動きました！　これであれば！」「本当に味方になってくれるのかな」「今はとにかく、精霊王に対する防波堤になってくれればいいのよ」「うん、でもその後は？」「そのときに考えればいいの。ほら、急ぐわよ」

level 8 7/7　飛行　イニシ+1　アイテム1　＊
◎［普通/対抗］手札(天使)1枚除外し、自強化「+2/+0」or「+0/+2」

ブロックⅡからの再録ですが、戦局を安定させる大型天使。
戦局次第ではマスティマ自身がコストとして投げられます。
防御７ってことは１Ｄダメージは無効ですし、２Ｄでも倒しにくい。
自強化できるってことは２Ｄですら、致命傷回避ができる。
ただし、対応できない効果は消耗品で対応してください。

また、コストは除外なので楽に除外枚数を稼げます。
この能力はかなり使えますよ。


余談・・・・憎悪・敵意の名を持つ天使。人間の信仰心と善性を見極めるための必要悪的存在。人にとって害となることを行うため、悪魔と呼ばれることもある。

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《ケルブ》は戦乙女に付き従い守護する天使。
その姿は獣の形をしており、手足には犬のような爪を持つ。
苛烈な戦闘を行うワルキュリアたちを聖なる吐息で包み込んで、その身を守り傷を癒す。
通常はワルキュリアの一部隊につき一体が同行するが、有事の際にはその限りではない。
◆
「ケルブがあんなに！　異変が起きてるってこと？」「ワルキュリアたちになにかがあったみたいだね。……あれ、同士討ちしてる？」「んもう！　この忙しいときに！」「いや、これは逆にチャンスかもしれない。アーニャ、急ごう」

level【4】4/4　飛行　＊
□手札1枚除外し、ワルキュリア１体を強化「+4/+4」

優秀な強化が可能な天使。
しかもコストは手札除外なので、除外枚数を稼ぐことができる。
種族がビーストなので「バステト」と相性が良く、一応「ハーピィ」や「アマレッティ」からも恩恵を得られる。
勢力構築なら「ブリュンヒルデ」「フレイア」と相性がとても良い。


余談・・・・2対の翼を持ち、神への礼拝することに携わる半人半獣の智天使。複数の場合は ケルビム という。第九位のうち第二位というかなりの高位階級であるが、本来のケルブは天使(エンジェル)ではない。天上の国は外界と「知識の門」によって隔てられる守護する高位存在である。聖書いわく『「神」は「人(アダムとイブ)」を楽園から追放し、「命の木」への道を守るために、エデンの園の東に「ケルビム」と「輪を描いて回る炎の剣」を配置された。』
さらに余談だが、堕ちる前のサタンはケルブだったらしい。

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戦乙女が産み出す、聖なる輝き。
それは刈り取るべき魂を見つけた時に、対象に刻む目印でもある。
《セイクリッド・フォトン》は青白い光を相手の胸に穿ち、聖印にしてしまう呪文。
仄かに発行する印は、見た者を天上へと誘う生命の最期の灯のようにも見える。
◆
「魂はどれくらい集まった？」「まださほどではありませんが……あやつを屠れる程度には集まっております」「そうか。念のために、もう少し刈り取るとしよう。――戦場を探せ。屈強な魂が火花を散らす戦場をだ」

ワルキュリアorエンジェル専用スペル　聖消費
［普通］単騎に【閃光２Ｄ】ダメージ。敵に当たれば、このカードを除外。
［普通/対抗］単騎に【閃光 除外枚数】ダメージ。


一見、強そうに見えるけど、２つともかなり使いにくい魔法です。

[普通]タイミングで発動させなければならず、「効果適応後」前に　他の対抗で敵を殺してしまった場合、この魔法の効果は対象を失い、発動(効果適応)しない。
つまり、このカードを使った場合、無理やりでも対象を殺さず、この魔法を当てなければならない。敵を殺さないために、対抗されるものを打ち消す手段が必要となってくる。
おかしな話ですけどねｗ

［普通/対抗］除外枚数が貯まった中盤以降に強力な魔法となる。
序盤だと除外枚数が少なく、【閃光 1～2】ダメージになってしまう。
悪くはないです。

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「――出でよ！　聖なる鎧に身を纏いし、戦いの乙女！　……ブリュンヒルド！　いつかの約束、ここで果たして！」「ほう、採魂の女神か。それは妾に対する当てつけか、神蛇の娘」

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「これは……弔いの鐘」「僕、聞いたことがありますよ。聖なる鐘の音が鳴り響くとき、すべての魔に堕ちしものたちが恐怖する。ということは、ワルキュリアの鎮魂隊が近くに来ているということですね」

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「その男の魂は、私たちがいただきますわ！」「うほ、ボルカノ殿、モテモテではないですか。姫様と もうまくやっておられるようですし、羨ましいですのう」「人外ばかりなんだが」「見た目は美しいんですから、いいではないですか」