過去のカード紹介《黒い翼の天使》

ユニット名：黒い翼の天使
種族：デーモン
属性：魔　レベル：６　攻撃：５　防御：５　進軍タイプ：飛行
スペル：火風魔

○夢幻の炎［普通／対抗］
すべてのプレイヤーが対象。
対象自軍プレイヤーのイニシアチブ決定のダイス目が「１」の場合、
対象プレイヤーは最前列と最後列を除く全ての自軍ユニットを破棄する。
対象敵軍プレイヤーのイニシアチブ決定のダイス目が「６」の場合、
戦闘している地形のリミットは、全ての対象プレイヤーの「イニシアチブ決定ダイス目の合計」に変更する。



いつもの《黒い翼の天使》と違ったイラストと能力のプロモ版。
このカードの最大のポイントは、なんといっても入手難度の高さである。


モンコレから派生した亜種ともいえるモンコレナイトのゲームボーイソフトを買って、応募しなければならなかった。
ただ応募したら必ずもらえたのでそういう意味では難しくはなかった。
問題は、この応募がほとんど宣伝されていなかったという点。

雑誌のゲームボーイソフト紹介の片隅にこっそり応募のことが書かれており、
しかも当時、モンコレナイト自体もＴＣＧ化されていたため、
「どう考えてもモンコレのカードじゃなくモンコレナイトのカードの書き間違いだろう。」
と記事の誤植を疑い、応募する人自体がごくわずかでした。



そんな彼のご自慢の能力は・・・。
○夢幻の炎［普通／対抗］

プロモカードでありながらエラッタです。
常動型能力のくせに［普通／対抗］です。
どう考えても［戦闘］です本当にありがとうございました。

《ジャッジメント》の《邪悪を踏み潰す靴》といい、プロモカードにはもうちょっと念入りにチェックを入れていただきたいものです。

それはさておき肝心の能力の中身は、ユニットが２体だけに制限されたり、リミットがダイス目の合計値になったりします。
これはモンコレナイトＴＣＧのルールの
・リミットはスピードダイス（モンコレでいうイニシアチブダイス）の合計
・モンスターは前列モンスター、後列モンスターの２体
を踏襲した能力ということです。

とはいえ、自軍が「１」または敵軍が「６」を出した時のみなので、２５／３６（約６９．４％）の確率で何も起きません。
それ以外の能力がすべて《黒い翼の天使》遵守なこともあり、あえてこのカードをゲームに使う価値はほとんどありません。



ただ、使われたらたぶんビビります。