今日の足跡

お出かけその他の様々な出来事を記録します。

滑沢渓谷と太郎杉

2010-05-15 17:22:40 | アウトドア
家族3人で天城の滑沢渓谷および太郎杉を見に行ってきました。車を道の駅「天城越え(昭和の森会館)」に入れ、昭和の森会館の受付で、太郎杉の資料を貰いました。本来であれば、天城観光協会のパンフレットがあるのですが、既に底を突いており、簡単な手作り地図と太郎杉の資料を貰いました。(パンフレットよりも見やすくて、わかり易かったです!)昭和の森会館の正面左側から踊り子歩道が始まります。

昭和の森歩道入り口

進んで行くと、段々きれいな歩道から、通常の山道!?に変わって行きます。所々ガレたところもありますが、わさび田やちょっとした渓流もあります。約900m位で、滑沢渓谷バス停の広場に着きます。広場の手前にはちょっと急な階段がありますが、20~30段程度ですから大したことはありません。バス停の広場はバスのみの駐車ということですが、一般車も数台駐車していました。林道入口から滑沢渓谷に進みます。

滑沢渓谷バス停入口

若干浮き砂利もありますが、歩きやすい道です。団体のバスが着いたためか、約30名ほどのハイカーがいましたが、道幅が広いためパスします。林道右脇は急な崖の下に渓谷が見えます。左手には、わさび田もちらほら見えます。

わさび田

約200mほどで、踊子歩道との分岐になります。踊子歩道を進むと天城越えの旧道になります。今日は太郎杉を見に行くので、道なりに進むと橋の先の左側に井上靖の文学碑が見えました。

井上靖文学碑

文学碑を過ぎ、少し歩くと2本目の橋があり、橋沿いの小道を登っていきます。沢との高低差も無く水もすんでいるため、濃いブルーの水がとてもきれいです。

滑沢渓谷2

沢沿いを進み、再度林道を歩いて登っていきます。右手に林道(行き止り)を見て、ちょっとした坂を上ると、右手になにやら看板らしきものが見えてきます。看板まで到達し、右手を見上げると見事な太郎杉とご対面です。話は聞いていたのですが、やはり実物は圧巻です。

太郎杉

昭和の森会館でいただいた資料の一部を転載しますと、天城の太郎杉の幹の太さ(目の高さ)は14m、高さは53m根の広がりは東に15m、西10m、南15m、北12m天城山中で最も大きい幹「太郎杉」は、湯ヶ島の滑沢の奥に、およそ450年の風雪に耐えて毅然と立っています。かつてこの杉に匹敵する大きな自然木は幾本もあったようですが、そのほとんどが倒され、今は切り株だけになってしまいました。太郎杉のような巨木は一朝にして出来上がるものではありません。落雷にも遭わず、山火事に焼かれることもなく、数百年間わが国の歴史を見守って立ち続けてきました。じっとみつめていると、その自らの歴史を語りかけてくれるようです。(中略)この大きな「太郎杉」をいつまでも生かし、世代から世代へバトンタッチしていけるような良い環境を維持しつづけたいものです。全くそのとおりだと思います。太郎杉も滑沢渓谷もこの先、子々孫々に引き継いで生きたいものです。太郎杉の道路向かいにはちょっとした休憩所とトイレ(今は使用禁止)がありましたので、休憩所で、昼食をとり引き返し、滑沢渓谷の自然を堪能して帰りました。

滑沢渓谷1

滑沢渓谷と太郎杉の写真はhttp://album.pentax.jp/167221878/albums/402308/ にアップしてありますので、是非御覧ください。
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