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今日は朝から天気が良かったの、両国に行ってきました。
お目当ては江戸東京博物館で開催されている「軍師官兵衛」特別展です。5月からやっていたのですが、終了が7月13日と直前に迫っていたので、鑑賞に出かけました。
官兵衛や同時期の時代背景の大枠については、小説などでだいぶ見ているので、判っているつもりですが、普段福岡などの博物館に展示してあるものが多数出店されており、見てみないことにはと出かけました。
終了間際だけに、空いていると思ったところ、しっかり裏切られました。混雑前回です。チケット買うにも10分以上待たされました。
展示室の中に入っても、混雑しており、ゆっくり展示物を見る雰囲気にもなっていませんでした・・・中だるみの時期に行っておればとの後悔です・・・
写真撮影不可でしたが、黒田二十四騎の桐山信行が秀吉から頂戴したという「金瓢箪頭立蟹爪脇立六十二間星兜」(蟹の爪の上に逆さ瓢箪がのっている兜)、北条攻めの際に北条氏直から送られた琵琶や蒔絵箱、法螺貝、「日光一文字」等などめったにお目にかかれないものが鑑賞出来ました。
特別展の後は、常設展を見てきたのですが、こちらは6階の入り口を入って直ぐの日本橋から驚かされます。
日本橋から見る江戸後期の中村座と、明治時代の朝野新聞社が日本橋の左右に分かれて配置されてます。
江戸時代の文化風俗を鑑賞した後、明治の文明開化から、震災、大戦、復興と東京の近代史が短時間で学べる構成となっています。
昭和の高度成長期の長屋などはなんとなく記憶に残る懐かしい雰囲気があります。懐かしのダットサンもありました。
博物館を後にして、両国駅南側エリアに戻り、昼食を取る場所を探しました。事前のリサーチでは駅ガード下のとんかつ屋か亀戸餃子の両国店かに絞っていたのですが、路地裏にて「餃子会館」の立て看板を見て思わず引きつけられてしまいました。
個人的には餃子は大好物なんですよね・・・
中に入り餃子2枚とビールを頼みました。ビールにはお通しとして枝豆が出てきました。
最近回った2軒の餃子屋と比べると幾分か単価が高いように思えます。餃子5個で420円✕2、ビール680円、お通し100円合計1620円也でした。
餃子は餡を目の前でくるんでおり、餡は結構入っており、にんにくも効いた感じですが、焼き方がちょっとパサパサした感じです。もう少し皮にモチモチ感があると最高なんですが・・・
とりあえずお腹の調子が良くなったところで、散歩も再開です。
両国といえば、本所松坂町「吉良邸」があったところです。現在は地元自治会が中心となって、「吉良公御首級洗い井戸」を中心とした土地を買い上げ、「本所松坂町公園」として一般公開しています。
その後、北上して旧安田邸庭園を見物です。皇居といい、都内にはまだこのような風情が当時のまま残されていることにびっくりです。
ちなみに庭園は裏門から入ったのですが、裏門の隣にはレトロな食堂「下総屋食堂」がありました。日曜日は休みとのことで、残念です。
最後に、横綱町公園にある復興記念館を見物に行きました。入るまで、知識は全くなかったのですが、関東大震災でこの横綱町公園にあった「被服廠跡」に震災後の住民が避難し、突然起こった火炎竜巻により避難していた38,000人もの遭難死者が出たそうです。復興記念館では、関東大震災の惨事を長く後世に伝え、また焦土を復興させた当時の大事業を記念するために昭和6年に建設されたそうです。
また、現在は補修中ですが、同公園内にある東京都慰霊堂では、関東大震災及び東京大空襲での殉難者の遺骨も合わせて163,000柱の遺骨が安置されているそうです。
なかなか、この方面についての知識が浅はかでしたので、良い勉強になりました。
スタジオ・プリマヴェーラは江戸博から徒歩5分です。
知っていれば両国案内したのにと妻が残念がってました。
又の機会にはぜひご連絡ください。いい店一杯ありますよ。