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4K・8K映像とインタラクティブ性の融合が製造業にもたらす新たな世界

2019-03-06 | Weblog
 2018年12月に国内で4K・8K放送がスタートし、本格的な高解像度のテレビ放送の時代が始まりました。2018年大みそかの「第69回NHK紅白歌合戦」は4K・8K放送も行われていたので、4K放送(50インチTV)と2Kの地上波放送(40インチTV)を同時視聴して見比べてみましたが、4K放送の映像の鮮明さには感動するものがありました。
4K・8K映像とインタラクティブ性の融合が製造業にもたらす新たな世界についての基礎解説が高瀬 和弘(たかせ かずひろ)様から報告されていましたのでその概要をお知らせします。

1.映像技術の進化がもたらすスポーツのエンターテインメント性の変化
2.映像技術とインタラクティブ性
3.高解像度映像を導く新しい技術
①通信インフラ整備の発展
②コーデック技術の進化
③低遅延の実現(インタラクティブ性の実現)
④半導体のさらなる高集積化
4.高解像度映像とインタラクティブ性との融合による新しい世界の実現
 2020年代、日本では4K・8K放送が広く普及し、高解像度映像に対応した機器が安価になり、対応製品や対応コンテンツ、それらを利用したエンターテインメントにも高解像度映像技術が数多く利用されています。そして、あらゆるビジネス分野においても高解像度映像を活用した実証実験や検証が進められ、実用化されるでしょう。以下に、高解像度映像技術とインタラクティブ性を融合することで生み出される可能性のある市場を8つ挙げます。
①建機・重機の遠隔操作の発展
②遠隔医療の発展
③監視・防犯カメラシステムの発展
④自動車の遠隔操作の実現
⑤HMDを使った高解像度映像のVRの実現
⑥非設置型パブリックビューイングの展開
⑦電子黒板システムへの利用
⑧8K対応ビデオゲーム
 このように、4K・8Kなどの高解像度映像技術とインタラクティブ性の組み合わせには、新しいビジネスやエンターテインメントを引き起こす大きな可能性があります。それによって世の中の仕組みも変革し、AI研究にも寄与して実用化につながるとでしょう。

さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
4K・8K映像基礎解説:高瀬和弘(富士ソフト),MONOist
フレッツテレビによる新4K8Kテレビ放送のNTT東日本からの説明
フレッツテレビによる新4K8Kテレビ放送のNTT西日本からの説明

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