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障子の前に花を置き
明かりを灯す
映し出された姿影は
夏の暑さに涼の趣き
外は
痩せた女の悲しみに似て
そぼ降る雨がしとしとと
いつ止むともなく
降りつづく
静かにお茶などすすりながら
ふと
子守唄など口づさんだりして・・
花材・・ソケイ（緑）
クルクマソウ（白）
ワックスフラワー（ピンク）
モカラ（紫赤）
（この詩は作品者にはまったく関係なく美由紀甫の創作です）
赤い靴
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